肝斑治療を紹介!そもそも肝斑とは?【シミとの違い】

肝斑治療を紹介!そもそも肝斑とは?【シミとの違い】
肌の機能・構造

本コラムは肝斑とは何かを紹介します。

肝斑の症状や治し方、原因、予防法等、幅広く解説。

よく間違えられやすいシミとの違いも説明していますので、ぜひご参考ください。

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肝斑とは

肝斑は皮膚が炎症してシミのような見た目になる症状です。

主に下記のような摩擦の起きやすい場所、紫外線が当たりやすい箇所に生じます。

  • 頬の高いところ
  • 口ひげの部分
  • 眉毛の上のおでこ

肝斑は地図状、べた~と広範囲に、顔の左右どちらかではなく両サイドに生じることが多いです。

▶他のシミの種類はこちら

肝斑とシミとの違い

肝斑もシミの一種ではありますが、その他多くのシミとは性質が違います。

肝斑も一般的に見るシミも見た目が似ているので間違えられやすいのですが、シミは炎症が起きておらず、色素が残っている状態。

べた~と広範囲に現れる肝斑と違い、シミはポツポツと顔の左右片方だけにも起こりやすいです。

肝斑にシミ治療を当てると危険

シミと肝斑はどちらも色素沈着ですが、治療方法を一緒にしてはいけません。

よくいるのは、肝斑にフォトフェイシャルを当てて、悪化してしまったという方。

フォトフェイシャルはシミに対しては効果的なのですが、肝斑に当たると色素沈着が悪化してしまいます。

▶フォトフェイシャルとは?

シミ治療で失敗しないために
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肝斑の治療方法

1.トーニング治療

美容皮膚科で受けられる肝斑の治療方法で、一番有名なのはトーニング治療。

トーニング治療は肌の色を明るく、美白にする美容治療です。

「Qスイッチレーザー」「ピコレーザー」などの美容機器で行えます。

▶ピコレーザーとQスイッチレーザーの違い

トーニング治療のやりすぎに注意
トーニングはやりすぎてしまうと、肌の色が白くなりすぎてしまうという現象(白抜け)が起きます。

トーニング治療を診察もなく漫然と受けるのは、かえって悪影響になる可能性があるので注意です。定期的に診察を受けて、安全に施術を受けましょう。

●tone up→ 意味「色を明るくする」
→ tone+ing → toning(トーニング)

・ピコトーニング

肝斑治療には、最近ではよくピコレーザーでよく使用されています。

ピコレーザーには複数のモードがあるのですが、その中でシミ・肝斑・くすみなどに効くトーニングモードの施術を『ピコトーニング』と言います。

一度で肌を白くするというよりは、徐々に徐々に、施術回数を重ねて顔全体の黒ずみを取っていくレーザー治療です。

▶ピコトーニングとは?

2.内服薬(トラネキサム酸)

実は肝斑治療には内服薬も大事なので、できる限り内服ありきで +トーニング治療をして頂くのがおすすめです。

例えばトラネキサム酸。そもそもは風邪の時などによく処方されるお薬で、のどの痛みなどに有効な内服薬です。

このトラネキサム酸には炎症を抑える成分が入っており、それが肝斑を起こす炎症も抑えて色味を戻すことができます。

▶トラネキサム酸とは?

3.導入機(トラネキサム酸)

上記のトラネキサム酸は内服薬だけでなく、導入期を活用して皮膚内に直接有効成分を浸透させることもできます。

例えば表参道メディカルクリニック 六本木院で受けられるメソナJという導入期がおすすめです。

▶メソナJとは?

4.外用薬(ハイドロキノン)

外用薬には、昔から肝斑治療に使用されていたハイドロキノンという薬があります。

世界中で使用されており、安全性が高く手軽な美白剤です。

▶ハイドロキノンとは?

肝斑治療の主な流れ

早く治したい方は2週間に1回のトーニング治療+内服薬の使用でおすすめです。

肝斑がしっかりある方に治療を依頼されたときは、大体5~10回のトーニング治療が目安。

一番贅沢に早く治療をするなら、本コラムで紹介した治療を全て行うことが考えられます。

  • トーニング治療
  • 内服薬(トラネキサム酸)
  • 導入機(トラネキサム酸)
  • 外用薬(ハイドロキノン)

施術間隔としてはピコトーニングが2週間に1回、メソナJは毎日でも受けられる施術です。

肝斑を治すのは難しい?

肝斑はシミと違って炎症が起きている肌トラブルなので、シミよりも治すのが難しいです。

肝斑は少しでも余計な刺激を与えると悪化してしまいます。肝斑に強いレーザーを打つことは禁忌です。絶対にやってはいけません。

少しずつ少しずつ慎重に炎症を抑えていく治療を行いましょう。

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肝斑・シミ治療で失敗しないためには

肝斑とシミはとても見分けにくい症状です。

色素沈着を治す際は、その色素沈着がどうして起きているか事前の診断がとても重要。

診断結果が間違っていると治療方法を誤って、悪化させてしまうことが考えられます。

治療は信頼できる医療機関で
フォトフェイシャルや出力の強めなレーザー治療などは、基本的に医療機関で受けるべきものです。

しかし、エステ等で肝斑の悪化などのリスク説明を受けずに、シミと肝斑を間違えて安易に施術をしてしまう方も多くいらっしゃいます。

●表参道メディカルクリニックでは
シミに対しての治療をする場合は必ず肝斑に対してのリスクをお伝えしてから、施術を受けるか患者様にお伺いします

肝斑が起こる原因

肝斑の原因にはまだ詳しいことは判明していないところもあります。

それでもよく言われているのは、女性ホルモンの変動が肝斑に影響しているということ。

肝斑は生理周期次第、もしくは妊娠・出産で症状の度合いが変動することが多いです。

また、ピルの内服やたばこの喫煙によって症状が悪化することもあります。

トラネキサム酸が処方できない方
ピルを内服している人、タバコを喫煙している人は、トラネキサム酸と飲み合わせが悪く、処方できません。

婦人科的な症状により治療でピルを服用されている方は肝斑治療の際に、ピルを飲み続けるか、トラネキサム酸を服用するか、慎重に検討しましょう。

肝斑が起こりやすい人の特徴

肝斑が起こる人は、女性の方が男性よりも圧倒的に多いです。

また、原因からも分かるように紫外線によく当たっている方、ピルやたばこを良く使用する方も起こりやすくなります。

また、人種でいうとアジア人(黄色人種)が特にできやすいです。

肝斑の予防方法

肝斑の予防方法を考えるなら、肝斑の原因となるものを抑えましょう。

すると次のようなことが考えられます。

ホルモンを安定させる

ホルモンは自分の意思で安定させることは困難です。

ということは、ホルモンによる影響が原因となる肝斑は、予防がかなり難しいと言えます。

紫外線ケア

肝斑は紫外線によっても悪化するので、紫外線ケアをしましょう。

美容クリニックでは、夏に浴びた紫外線によって、悪化した肝斑に悩んだ患者が秋頃に多く訪れます。

▶紫外線の対策方法

摩擦を起こさない

肝斑は摩擦によっても悪化するので、肝斑ができそうな場所の摩擦を避けましょう。

例えば洗顔を一生懸命やろうとゴシゴシ擦ってしますと、かえって肝斑は悪化してしまいます。

摩擦は肝斑の敵です。頬周りは優しく洗ってあげましょう。

その黒ずみは肝斑かも!?ご相談は表参道メディカルクリニックへ


意外と肝斑がくすぶっているという方は多いので、出来れば若いうちからケアするといいでしょう。

肝斑は治療できる方法が少なく、美肌治療をしていくなかで肝斑が最後に残るという方は結構多いです。

なかなかスッキリ治すのは難しい症状ですが、やり方さえ間違えなければ改善できるもの。

慎重に、肝斑についてよく知っているドクターのいるクリニックで治療を受けましょう。

表参道メディカルクリニックでは、治療の前に必ず無料のカウンセリングを行っています。

自分に今どんな症状が起きているのか、どんな治療方法があるのか、プロがあなたの状態を見て診断・ご提案します。

カウンセリングへ行く時間が取れない場合は、お電話やメールでもお問い合わせを受け付けていますので、ぜひ気軽にご相談ください。

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記事の作成者表参道メディカルクリニック編集部
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