ボトックス注射のデメリット13つ!副作用はない?【失敗の対策方法】

ここは「ボトックス注射の副作用」の紹介コラムです。ボトックス注射によるデメリットや失敗・後悔の理由も解説しますので、ぜひご参考下さい。
- ボトックスを知らない方はこちら↓
- 【初心者向け】ボトックス注射とは?(リンク)
◆このコラムで分かること
ボトックス注射のデメリット13つ
- 内出血、腫れ、痒み
- アレルギー反応が起こる
- 頭痛が起こる
- 注射の痛みがある
- 左右非対称になる
- 眼瞼下垂(瞼のたるみ)
- スポック・ブロー(眉尻の吊り上がり)
- 笑顔が不自然になる
- 嚙む力が弱まる
- 無表情でも浮かぶシワには効かない
- 施術直後は効果を感じられない
- 治療を受けられない人もいる
1.内出血、腫れ、痒み
ボトックス注射は、針を刺すことで内出血や腫れ、痒みなどが生じる可能性があります。
赤みはメイクで隠せる程度に軽く、これらの症状は長くても2週間ほどもすれば消えることがほとんどです。
ボトックスに限らずヒアルロン酸なども同様に、注射治療は内出血のリスクが必ずあります。
2.アレルギー反応が起こる
ボトックスを体内に注入することでアレルギー反応が起こる可能性があります。
強い症状が出ることはほとんどありませんが、少し赤み、腫れ、痒みなどが出たとき、それはアレルギーが原因かもしれません。
症状が長引くようであれば、遠慮せずクリニックに相談しましょう。
3.頭痛が起こる
ボトックス注射を打てばある程度、顔の形を変えることができます。しかしそれは、今までと顔の支え方が変わって、違う筋肉に負担がかかってしまう可能性があるということ。
顔のバランスが崩れることで、頭痛になったという話もあります。このような頭痛は数日たって自然に治ることが多いです。
しかし、もしも危険な症状だった場合のことを考えて、何かあった際は遠慮せず担当にクリニックに連絡しましょう。
4.注射の痛みがある
ボトックス注射は、当然ですが肌に針を刺す治療です。感じ方は人次第ですが、その際の痛みが多少あります。
麻酔をしてから注射することが多く、基本的に痛みは最小限にしてもらえるでしょう。
痛みが苦手な方は、麻酔の量を足したり、注射する箇所を冷やしたりなど、クリニックへできる対策がないか相談してみましょう。
5.左右非対称になる
ボトックス注射は、施術者が自分の目で形を把握し、注射を打っていきます。そのため、施術者の腕が未熟だと、左右で形を揃えられないことがあります。
もともと人の顔は完璧な左右対称ではありません。左右で筋量が違うので、注射箇所によって効かせるための量も違うことが多いです。
左右の筋肉の状態を見極めて、適切な箇所を適切な量で注射ができる施術者を探しましょう。
6.眼瞼下垂(瞼のたるみ)
眼瞼下垂とは、瞼が垂れ下がって視界が狭くなっている状態のことです。
ボトックスの打ち方を誤ると、瞼を引き上げるための筋肉(上眼瞼挙筋、前頭筋など)が弱まり、眼瞼下垂をより顕著にしてしまうことがあります。
そのため、もともと眼瞼下垂になっている方は、額にボトックスが打てないことが多いです。しかし、中には見た目だけだと眼瞼下垂か分からない、隠れ眼瞼下垂の方もいるので注意しましょう。
7.スポック・ブロー(眉尻の吊り上がり)
ボトックス注射によって、眉が吊り上がって人相が悪くなったという方もいます。これは眉の外側と内側で効かせる強さに差が出て、内側だけ下がったり、外側だけ上がったりすることで起こる症状です。
昔のボトックス注射は、外国人の美容観点にならって、眉がアーチ状になるのが良いとされていました。しかし、そのやり方にならって日本人に打つと、額の外側への注入量が足りず、眉が吊り上がって人相が悪くなることも。
今では日本人の顔立ちに合う打ち方が浸透してきていますが、自分がどのようになりたいか施術者にはボトックスを注射する前にきっちり話し合っておきましょう。
8.笑顔が不自然になる
ボトックス注射を受けた後に、笑顔が不自然になったという話をよく聞きます。
これは、笑顔になる際に動くはずの表情筋の働きが抑制されたということ。効かせ過ぎた筋肉によっては、笑顔だけでなくその他さまざまな表情が作れなくなってしまいます。
ボトックスを効かせ過ぎると口角が下がったり、表情に引き攣りや強張りが生まれたりするのです。
9.嚙む力が弱まる
ボトックス注射の後、噛む力が弱くなったり、噛み心地に違和感ができることがあります。
これが起こるのは、主にガミースマイルや肩こり、エラの改善にボトックスをしようした際です。
上記の治療は、噛む力に必要な筋肉へボトックスを効かせることもあるため、注射量が多いと噛む動作に支障をきたしてしまいます。
しかし、硬い食べ物が食べにくくなりますが、ほとんどは一過性のものなので時間が経てば治り、生活に支障はありません。
10.無表情でも浮かぶシワには効かない
ボトックスはシワの溝を埋める薬剤ではありません。あくまでシワを刻む筋肉の”動き”を抑えるものです。
そのため、普段の表情(無表情)のときに刻まれているシワにはあまり効果がありません。
ボトックスは動いているときに刻まれるシワに効果があることを覚えておきましょう。
11.施術直後は効果を感じられない
ボトックスは施術してすぐには効果が分かりません。
例えばシワ治療の場合だと注射後3,4日ほど経過してから徐々に効果が表れます。
そして効果が安定するのは2週間程度経過してから。
そのため、施術日に完成の姿が見えないため、不安になる患者様も多いです。
12.効果は徐々になくなる
ボトックスは効果が出たとしても、それは永遠ではありません。筋肉の動きを抑制する働きは、3,4カ月ほどで徐々になくなります。
ただ効果が切れるからといって、意味がなくなるわけではありません。ボトックスが効いてシワが強くならなかった期間分、シワが刻まれるスピードは遅くなっています。
さらに、不必要な筋肉のクセによってシワが付いていた場合、筋肉はその癖を一旦リセットしたことになり、シワが刻まれにくくなる可能性もあります。
また、ボトックスは効果が切れるタイミングで再度注入すれば、効果はより持続しやすくなります。
13.治療を受けられない人もいる
- 妊娠中、授乳中の方
- 神経疾患のある方
- 抗血小板剤、抗凝固剤等を服用されている方
- 未成年、65歳以上の方など
健康被害を起こさないため、状態次第ではボトックス注射が受けられない場合があります。
長いこと考えてやっと施術を受けようと決断したとき、自分がボトックス注射を受けてはいけない状態だったら、悲しいですよね。
ボトックス注射を受ける際はまず、行く予定のクリニックに自分は受けられる状態にあるのか相談しましょう。
ボトックスを受けたいならまずは
▶無料のカウンセリング・予約へ
ボトックス注射による失敗の対策方法
・ボトックス注射の受け方
基本的にボトックス注射の失敗は「注射治療全般に起こり得る症状」と「(誤った箇所への)ボトックスの入れ過ぎによる症状」がほとんどです。
そのため、失敗をしないために何が重要かというと、ボトックスに詳しく、注射治療に慣れている人に施術してもらうこと。
また、美意識は人それぞれですので、患者様にとっては失敗でも、その施術者から見たら成功というような姿もあります。
自分のなりたい姿、改善してほしい箇所をしっかりと話し合ってから注射を開始してください。
・ボトックス注射後の注意事項
ボトックスはダウンタイムがほとんどない美容治療と言われています。しかし、ボトックスの効果をより良く、安全に得るためには気を付けなければならないことがあります。
まず数日間、ボトックスの拡散を防ぐために、注射した箇所が気になるかもしれませんが揉んだり擦ったりしてはいけません。過度な運動や長風呂などの汗をかく行為や、飲酒も避けましょう。
注射後に失敗の原因となる行為を行わないよう、カウンセリングなどでしっかり注意事項をチェックしてください。
・ボトックス注射に失敗したら?
ボトックスは一度入れると、基本的にはそのまま効果が切れるのを待つしかありません。
クリニックによってはボトックスの効果を弱める注射もありますが、完璧に元に戻せるという確証のある施術ではありません。
第一に大事なのはボトックス注射の際に失敗をしないことです。しっかり優秀なクリニック・施術者を選んでください。
ボトックス注射の副作用にご注意下さい
当院では、ボトックス注射の施術メニューがあります。ボトックスは使い方次第で幅広い効果を導ける、優秀な美容治療です。
本コラムでは副作用というネガティブな話を主軸にして話しましたが、副作用もきちんと腕のある施術者に頼めば、防ぐことができます。
ボトックス注射について知りたいこと、気になることがあれば、ぜひ当院へいつでもお問い合わせ下さい。
患者様が気軽に相談できるように、無料のカウンセリングも設けています。スケジュールが忙しくて時間が取れない方は、メールやお電話でのお問い合わせもオッケーです。ご来院、お待ちしています!