ブルーライトカット効果のある日焼け止めってどう?紫外線との違い、肌への影響

ここは「ブルーライトカット効果のある日焼け止めについて」の解説コラムです。まずはブルーライトの説明と、肌に与える影響からお話しますので、ぜひご参考下さい。
目次
ブルーライトとは
ブルーライトは太陽光に含まれている、波長が380〜500mの青色光です。
ブルーライトは目や肌に悪影響を与えると言われており、今や町中にはブル―ライトを避けるための商品が多数。
眼鏡、PCのディスプレイ、そして日焼け止めなどのコスメにも、ブルーライトカットを謳う製品は数多く開発されています。
- 光の波長について
- ちなみに紫外線の波長はおよそUVAが320~400nm、UVBが280~320nmです。
波長が短いほど影響が強く、長いほど皮膚の奥深くに入り込みやすいと言われています。
ブルーライトによる肌への影響
ブルーライトは紫外線と同様に、ブルーライトも浴び続けると肌が活性酸素を増やしてしまいます。
それにより美容成分の減少・メラニンの増加などを引き起こして、シミ・しわ・たるみ・乾燥などさまざまな症状が現れやすくなるのです。
ブルーライトカットの日焼け止めの効果
日焼け止めは製品ごとに、どの波長の光をどの強さで肌を守ってくれるのかが異なります。
短い波長しか対応できない日焼け止めでは、紫外線から肌を守ることはできても、ブルーライトの影響は防げない場合も。
だからこそブルーライトのような別の波長もカバーする製品を使用することで、より太陽光に対する抵抗力を高められるのです。
ブルーライトカットの日焼け止めの種類
- ブルーライトそのものを跳ね返すタイプ
- ブルーライトの影響を無害にするタイプ
ブルーライトカットを謳う日焼け止めに期待される効果は、主に上記の2種類。片方だけの効果を発揮する日焼け止めもあれば、両方の効果を発揮できる日焼け止めもあります。
・ブルーライトそのものを跳ね返すタイプ
おそらく、こちらが多くの人が想像するブルーライトカットの効果でしょう。
紫外線拡散剤と言う成分が入っており、ブルーライトを跳ね返して、肌の奥に侵入するのを止めます。
※紫外線拡散剤という名前ですが、ブルーライトにも効果があります。
・ブルーライトの影響を無効化するタイプ
ブルーライトが肌に到達した際に生じる刺激を、熱などの別のエネルギーに変換・放出して、肌の奥に侵入するのを止めるものです。
紫外線吸収剤と言う成分が入っており、紫外線拡散剤より効果は高く、肌への負担が大きい傾向にあります。
※紫外線吸収剤という名前ですが、ブルーライトにも効果があります。
ブルーライトカットの日焼け止めが防ぐ主な症状
- シミ、くすみ
- シワ、たるみ
- 乾燥、カサつき
・シミ、くすみ
肌は太陽光に含まれるブルーライトや紫外線が当たると、メラニンをたくさん生産するようになります。
メラニンは黒い色素のことで、シミやくすみといった肌の黒ずみの原因です。
ブルーライトをカットのできる日焼け止めを塗っておくと、太陽光によるメラニンの過剰生産が抑えられ、シミを予防できます。
・シワ、たるみの予防
肌は太陽光に含まれるブルーライトや紫外線が当たると、活性酸素が増えます。
活性酸素は普段はウィルスなどを撃退する免疫機能として働きますが、増えすぎると逆に肌を攻撃してしまうので注意が必要です。
ブルーライトをカットできる日焼け止めを使用して、活性酸素が増え過ぎないようにすれば、シワやたるみが起きにくくなります。
・乾燥、カサつき
ブルーライトを浴びた肌は乾燥しやすく、ターンオーバーが乱れがちになります。
だからこそ、ブルーライトによるダメージを日焼け止めで抑えておけば、肌の潤いも保持しやすいものに。
肌の水分は肌のごわつきなどを解消して、滑らかな触り心地を守ります。
ブルーライトの日焼け止めを選ぶ際の注意
紹介文にブルーライトカットと書かれていなくても、ブルーライトの影響を抑えてくれるコスメはたくさんあります。
逆に悪質な美容情報サイトだと、ブルーライトカットできると言いながら、実はブルーライトカットに関係する成分が入っていないコスメが紹介されていることも。
ブルーライトカットできる商品が欲しい場合は、しっかりと信用できる機関の情報を探しましょう。
日焼け止めでブルーライトもカットしよう
ブルーライトもカットできる日焼け止めを使用すれば、今までよりも肌のダメージを減らせる可能性がアップ。
当院でもブルーライトカット効果のある日焼け止めを取り扱っており、特にゼオスキンシリーズの日焼け止めが人気です。
日焼けの他、美容に関してお悩みがあればぜひ表参道メディカルクリニックにご相談ください。来院のご予約はもちろん、電話やメールでのお問い合わせもお待ちしています。