ハイドロキノンの副作用!発がん・白斑・赤み・色素沈着の悪化は大丈夫?

ここは「ハイドロキノンの副作用」の紹介コラムです。
デメリットはあるのか、どうすれば安全に使えるか、ぜひご参考下さい。
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◆このコラムで分かること
ハイドロキノンとは
ハイドロキノンは20年以上前からアメリカで使われていた薬です。2002年に認可され、日本でも治療薬として使われています。
美白を手に入れるために効果的な薬で、美容クリニックでも知名度が高く人気です。
・シミ消し治療に活用する
- 老人性色素斑
- 炎症性色素沈着
- 肝斑
ハイドロキノンを使用すれば、上記のシミに対して効果を発揮。黒ずみの原因であるメラニンの生成を抑えてくれます。
ハイドロキノンの副作用
- 色素沈着の悪化
- 炎症
- 白斑
ハイドロキノンは刺激の強い成分です。自分の肌との相性や使い方が悪いと、美容効果を得られず逆に肌を傷つける恐れも。
少量であれば化粧品に含まれることもあり、その場合は医師の処方なしで入手できます。
しかし濃度の高いハイドロキノンを使用したいなら、しっかり医療機関を受診して安全に服用する方法を聞いておきましょう。
・色素沈着の悪化
肌の黒ずみの原因であるメラニンは、紫外線から肌を守り役割があります。
しかしハイドロキノンはそのメラニンを無くして、肌を白く変える薬です。
メラニンが亡くなった肌は紫外線に対抗する免疫が下がるので、ハイドロキノン塗布後は日焼け止めなどのUVケアをしっかりと行いましょう。
紫外線が多く侵入すると色素沈着が悪化、つまりは肌の黒ずみを余計に増やしてしまいます。
・炎症
ハイドロキノンは人によって使用すると炎症を起こして、肌荒れや赤みがでる可能性があります。
このような副作用が起きた場合、大体は使用開始から数週間程度で引いていくと言われています。
もしも炎症に近い症状が現れた際には、一時的に使用を中断して患部を冷やしましょう。氷や保冷剤でタオルも活用しながら刺激にならないよう冷やすとGOODです。
その後は肌がハイドロキノンに慣れるまで、使用頻度を少なくして徐々に必要量へ近づけましょう。
もしも炎症が静まらないときは、アレルギー反応を起こしている可能性があります。処方してもらった医療機関を受診してください。
・白斑
白斑は一部の肌の色素が抜け落ちてまだら状になる症状です。
ハイドロキノンを長い時間使い続けていると、色素細胞のメラノサイトが破壊されて、肌の色を保てなくなります。
一般的に処方される4%濃度のハイドロキノンでは発症しにくい副作用ですが、注意しましょう。
白斑を改善するには、日本皮膚科学会から下記の内服薬、外用薬、紫外線治療などが効果的と言われています。
- ステロイド外用療
- ステロイド内服
- 活性型ビタミンD3外用薬
- タクロリムス軟膏
- PUVA療法
- ナローバンドUVB照射療法
- エキシマレーザー/ライト照射療法
ハイドロキノンによる発がん性
ハイドロキノンの副作用としてよく危険視されるのが、発がん性です。
発がん性は、濃度が5%のハイドロキノンを使用した動物実験によって検証されています。
しかし、医療機関で処方されるハイドロキノンの濃度は4%前後です。国際がん研究機関(IARC)では人の発がん性については分類できないと発表されています。
それでも完全に油断しないよう、高濃度のハイドロキノンを使用する場合は、医療機関でしっかり話を聞いておきましょう。
ハイドロキノンを使用できない人
濃度の高いハイドロキノンは、妊娠・授乳中の方は使用できないことがあります。
胎児に影響があるわけではありませんが、妊娠中の肌は不安定で敏感です。
刺激の強いハイドロキノンで肌トラブルが起こりやすくなっているかもしれません。
ハイドロキノンが治せないシミ
- ・治りにくいシミ
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- そばかす
- 薄いほくろ
- 扁平母斑
- ・治せないシミ
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- 濃いほくろ
- 生まれつきある黒いアザ(色素性母斑)
- 脂漏性角化症(老人性ゆうぜい)
上記はハイドロキノンでは効果が少ないと言われているシミの種類です。
ハイドロキノンは肌の浅い部分に効果的で、深いシミはレーザー治療の方が効果的な場合が多いです。
治せる症状に向き不向きがあるため、医療機関に話を聞いて自分の悩みに合った治療方法を正しく進めましょう。
「ハイドロキノン」について
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ハイドロキノンの保管方法
- 開封後は1年以内に使う
- 日当たりを避ける
- 少量を定期的に処方してもらう
・開封後は1年以内に使う
ハイドロキノンは開封後、1年以内に使用しましょう。
比較的、分解が早いので開封後は徐々に効果が薄くなっていきます。
・日当たりを避ける
ハイドロキノンは熱と光に弱いです。
長く保存するなら冷蔵庫にしまいましょう。
・少量を定期的に処方してもらう
ハイドロキノンは上記の保管方法をしても2か月程度で効果が弱まることがあります。
ハイドロキノンを高い効果で使い切るためには、医療機関を受診して患部の状態をチェックしながら、少量を定期的に処方してもらいましょう。
ハイドロキノンの使用方法
ハイドロキノンを使用する際は、肌を洗って保湿をしておきましょう。
さらにビタミンA導入剤(トレチノインなど)、ビタミンCを併用すると、浸透効果をより高められます。
ハイドロキノンは刺激が強いので過度に塗り込まず、シミが気になる部分にだけ塗布するのがおすすめです。
ハイドロキノンの使用期間
ハイドロキノンとトレチノインを併用して行うシミ治療は、3ヵ月程度継続して進める場合が多いです。
3ヵ月以上になるような長期間の治療の場合は、休薬期間を設けることがあります。
濃度の高いハイドロキノンを常に使い続けていると、副作用が強く生じるかもしれないので、医師に相談しながら進めましょう。
ハイドロキノンによる皮剥け
ハイドロキノンは、トレチノインと併用して使用されることが多いです。
このトレチノインも刺激が強く、元々ターンオーバーを活性化させる効果があることから、皮剥けも激しくなりがちです。
肌の皮剥けはターンオーバーが活発になっている証拠ですが、その間は肌の免疫が弱るのに加え、過度にダメージを受けると出血や赤みが出ることもあります。
ハイドロキノンが染みる理由
上記で話したように、トレチノインと併用すると皮剥けが強く起こりやすいです。
トレチノインを使用した部位は肌が薄くなってハイドロキノンが染みやすく、ヒリヒリ感を感じるかもしれません。
上手くいけば使用を継続していくうちに皮剥けは落ち着き、徐々に白く美しい肌へと変わっていきます。
皮剥けや赤み、ヒリヒリ感が異常なほど現れたら、使用を中止して医師の指示を仰ぎましょう。
ハイドロキノンを傷に塗ってはいけない?
ハイドロキノンは傷や出来物があるところには塗布を控えましょう。
刺激の強い成分なので、まだ治っていない傷に触れると、悪化する可能性があります。
ハイドロキノンはデリケートゾーンに塗れない?
ハイドロキノンはデリケートゾーンの黒ずみを無くす効果もあります。
ただし、刺激が強いので粘膜に当てるのは慎重にしないといけません。しっかりと医師の指導のもとで使用しましょう。
ハイドロキノン配合の市販化粧品
市販化粧品の場合は、ハイドロキノンが含まれていても過度に心配する必要はありません。
市販のハイドロキノン配合製品は、処方されるハイドロキノンの濃度を100分の1に薄めているものだからです。
とはいえ、市販品にもいろいろあります。しっかりと効果を感じ、安全を期すためには、知識と設備のある医療機関で処方してもらいましょう。
ハイドロキノンを正しく使用して下さい
ハイドロキノンはシミ治療に高い効果を発揮する薬です。しかし、使用方法を間違えると肌を傷つけてしまう恐れがあります。
表参道メディカルクリニックならカウンセリングであなたの肌を見て、相性の良い治療方法をご提案させていだたきます。
ハイドロキノンもありますし、その他の治療薬、美容関係の医療設備もありますので、ぜひご相談下さい。
来院のご予約はもちろん、メールや電話でのお問い合わせもお待ちしています。
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