ダーマペンはニキビ跡に効果ある?クレーターや色素沈着を治す方法

ここはダーマペンの「ニキビ跡を改善する効果」を紹介するコラムです。悪化すると色素沈着やクレーターにもなるニキビ跡の対策もお話しするので、ぜひご参考ください。
◆このコラムで分かること
ダーマペンで治せるニキビ跡
- 色素沈着になったニキビ跡
- 傷跡になったニキビ跡
・色素沈着になったニキビ跡
色素沈着は皮膚が刺激に反応してメラニンを過剰分泌した結果、生まれます。
メラニンを排出する方法は、皮膚のターンオーバーで古い細胞と一緒に追い出すこと。
ダーマペンはターンオーバーを促進するため、色素沈着の改善ができます。
・傷跡になったニキビ跡
- クレーター(萎縮性瘢痕)
- ケロイド(肥厚性瘢痕)
1.クレーター(萎縮性瘢痕)
クレーターは皮膚が凹んでしまった状態。重症化したニキビが落ち着いた後に生じやすいです。
ニキビが進行してダメージが真皮層まで届くと、重度のクレーターが起こります。真皮層はターンオーバー機能がないため、傷ついた組織の再生ができずクレーターになるのです。
ダーマペンは皮膚内で失われたコラーゲンの生産力を高め、傷跡を改善してくれます。
クレーターはセルフケアで治すのが難しいので、ダーマペンを活用すると効果的。症状が進行する前になるべく早く、治療を始めるのがおすすめです。
2.ケロイド(肥厚性瘢痕)
ケロイドは肌にしこりや盛り上がりが出来てしまった状態です。
クレーターとは逆で、破壊された組織を修復するために過剰にコラーゲンを生産して起こります。
ダーマペンの針による刺激が一度余計な組織を破壊して、その後に皮膚を再生するためこのようなニキビ跡にも有効です。
ダーマペンでニキビ跡が治るまでの期間
ダーマペンの効果は本人が持っている治癒力やニキビ跡の症状次第で変わります。
また、基本的にダーマペンは5~10回ほど施術を重ねて、徐々に肌質を改善させていく治療です。
もちろん、1回でも美容効果は確かに生まれます。しかし患者様の中にはその1回だけで劇的な変化を期待して、肩透かしを受けてしまう方も。
軽い色素沈着であれば1~3ヵ月で効果を実感できるかもしれませんが、クレーターやケロイド状態のニキビ跡は真皮にまで及ぶ深い変化なので、施術回数も多くなる傾向です。
焦らず根気よく、担当の施術者と話し合って治療スケジュールや予算から施術の受け方を考えましょう。
ダーマペンでニキビ跡を早く治す方法
- 生活習慣も見直す
- 他の美容施術も受ける
・生活習慣も見直す
ダーマペンは元々ある治癒力を利用して肌を再生する治療です。
そのため、ダーマペンを受けた後でも規則正しい生活習慣を送り、肌のコンディションを高めれば効果がアップします。
早寝早起き、適切な食生活、ストレス解消をして、身体の健康状態を整えておくのが吉です。
また、コラーゲンを増やすダーマペンであっても、身体にコラーゲンの材料がないと新たに作れません。タンパク質、ビタミンA,Cが重要な材料なので、意識して摂取しましょう。
・他の美容施術も受ける
ダーマペンは治療によっては同日に他の施術も受けられます。
例えばダーマペンによって生まれた傷を鎮静したり、ターンオーバーを早めたりする薬液を併用するのもおすすめです。
自分の美容目的次第でどんな治療を組み合わせると効果的か、クリニックに相談してみましょう。
ダーマペンがニキビ跡を悪化させる場合
ダーマペンは色素沈着や傷跡になったニキビ跡も徐々に消してくれます。
しかしどんなニキビ跡、どんな色素沈着でも治せるわけではありません。
・悪化しやすいニキビ跡
炎症性のニキビで生まれたニキビ跡には注意が必要です。
ニキビ自体は治ったのに赤みがずっと残っている場合、皮膚下に炎症が残っているかもしれません。
炎症部分はデリケートなので、ダーマペンで下手に刺激すると炎症が周囲に広がったり、跡に残りやすくなる場合があります。
炎症の悪化で膿やしこりがあるニキビ跡も、その症状の程度によっては別の治療方法を検討するべきかもしれないので、クリニックによく相談して受けましょう。
・悪化しやすい色素沈着
例えば色素沈着には肝斑という種類があります。肝斑は刺激に対して過剰に反応しやすい色素沈着です。
誤って肝斑部位にダーマペンを当てると、刺激によってメラニンをたくさん生産してしまうかもしれません。
また、受ける前から色素沈着がない場合でも、針を強く刺し過ぎたり、施術後の紫外線対策を怠った結果、新たに色素沈着が生まれるケースもあります。
ダーマペンでニキビ跡を悪化させない方法
- 丁寧な治療を受ける
- 今あるニキビ、シミを調べる
- 施術頻度を早め過ぎない
- アフターケアをする
ダーマペンでニキビ跡や色素沈着を悪化させたくないなら、上記の3つを心がけましょう。
・丁寧な治療を受ける
ダーマペンは腕の良い施術者としっかり話し合って、治療を受けましょう。
ダーマペンは一度、針で皮膚を傷つけてから肌質を改善させる治療です。
しかし、ダーマペンの針も深く刺し過ぎると、回復が足りずダメージの方が酷くなる可能性があります。
・今あるニキビ、シミを調べる
ダーマペンでも施術した箇所がデリケートな状態だと、綺麗にならない可能性があります。
自分では判断が難しいので、クリニックでプロに肌状態を見てもらいましょう。
炎症が多い中で受けると傷が深くなったり、防御反応が過敏に反応してシミが濃くなったりします。
気ににある箇所があれば、しっかりと全て医療従事者に確認しましょう。
・施術頻度を早め過ぎない
早く治そうとするあまり、施術頻度を早め過ぎるのも危険です。
前回の肌が回復していないまま、再び針を刺すと余計にダメージを蓄積しかねません。
治療はクリニックに肌の状態を確認してもらいながら、適切な頻度で受けられるスケジュールにしてください。
・アフターケアをする
ダーマペンの施術直後は、皮膚に多くの穴が開いているので負担がかかっている状態です。
その状態で紫外線を多く浴びたり、摩擦などの刺激を多く受けると、ダメージは広がって色素沈着が生まれてしまいます。
ダーマペンの施術後のダウンタイムでは、クリニックの指示を受けて乾燥対策や紫外線対策などを行い、肌を労りましょう。
ダーマペンでニキビ跡を治せるクリニックは?
ダーマペンは美容クリニックなどで活躍しています。
しかし肌の状態次第ではダーマペンを当ててはいけない部位もあるので、それを見極めて貰うためにもクリニック選びは重要です。
当院ではしっかりと患者様の肌をチェックした後に施術の予定を決めます。
また、ダーマペンと合わせて、様々な美容薬液と組み合わせたメニューも豊富です。
ダーマペンを受けたい、ダーマペンについて聞きたいことがある方は、ぜひ当院にと連絡ください。
来院のご予約はもちろん、電話やメールでのお問い合わせも大歓迎です。