BRUISE あざ治療

あざ治療について About Bruise Treatment

あざ(母斑)とは、お肌の一部に生じる色や形の変化のことで、生まれつき存在するものや成長とともに現れるものなど、種類や原因は人によってさまざまです。

目立つ部位にあるあざや広範囲に広がるあざは、コンプレックスにつながることもありますが、適切な治療を受けることで目立ちにくい状態を目指せます。このページではあざ治療の種類や特徴、費用、期間、注意点などを詳しく解説していきます。

あざ治療とは? What’s Bruise Treatment?

あざ治療とは?

あざ治療とは生まれつき、または成長とともに生じたお肌の色調変化に対して行う、医療的なアプローチのことです。

あざの種類や深さ、広がりを確認したうえで、レーザー治療や外科的な手術などが検討されます。

あざの種類 Types

  • 青あざ(太田母斑)
    青あざ
    (太田母斑)
  • 茶あざ(扁平母斑)
    茶あざ
    (扁平母斑)
  • 赤あざ(単純性血管腫)
    赤あざ
    (単純性血管腫)
  • 黒あざ(色素性母斑)
    黒あざ
    (色素性母斑)
  • 打撲
    打撲

あざには青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)、茶あざ(扁平母斑)、赤あざ(単純性血管腫・乳児血管腫)、黒あざ(色素性母斑)などの種類があります。また、打撲によって一時的に生じる内出血もあざと呼ばれることがあります。

青あざ・茶あざ・赤あざ・黒あざはレーザーでの治療が中心となりますが、内出血の場合は、強い腫れや痛みを伴わない限り、経過をみながら自然治癒を目指すのが一般的です。

あざ治療における美容皮膚科と
一般皮膚科の違い
Which Clinical Department Should I Visit?

あざ治療を希望する場合は、まずは一般皮膚科(または形成外科)を受診し、保険適用の範囲で治療方針を立てるのが一般的です。

そのうえで、なかなか効果を実感できない場合や、できるだけ短期間での改善を目指したい場合には、美容皮膚科での治療が検討されることもあります。
また乳児血管腫(いちご状血管腫)や異所性蒙古斑などを赤ちゃんが発症した場合は、小児科と連携しながら、必要に応じて専門的な治療が行われることもあります。

 
美容皮膚科
一般皮膚科
目 的
あざ全般
あざ全般
主な
治療内容
ピコレーザー・
Qスイッチレーザー・
パルスダイレーザー
など
Qスイッチレーザー・
パルスダイレーザー・外科的な手術
など
保険
適用
なし
あり

※太田母斑や異所性蒙古斑と診断された場合は、ピコレーザーも保険診療で受けられる場合があります。 ※ 一般皮膚科で保険適用となるレーザー治療は、疾患や治療方針によって回数に制限が設けられる場合があります。

あざ治療の種類 Types of Bruise Treatment

あざ治療で用いられる処方薬やレーザーの種類をご紹介します。

処方薬

内服薬

内服薬

あざ治療では、基本的に外用薬や内服薬が治療の第一選択となることは少ないものの、特定の症状に対しては有効な場合があります。例えば生後6カ月頃までに増大する赤あざ(乳児血管腫)には、血管の働きを調整するヘマンジオルシロップが広く用いられています。

ヘマンジオルシロップ小児用0.375%
(プロプラノロール塩酸塩)
血管の収縮や血管新生の抑制に働きかける、乳児血管腫の治療薬です。副作用:低血圧、睡眠障害、喘鳴、下痢

レーザーによる
治療

青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)や茶あざ(扁平母斑)に対しては、メラニン色素に反応するQスイッチレーザーやピコレーザーが使用されます。Qスイッチレーザーには、ルビーレーザーやヤグレーザーなどの種類があり、あざの深さや肌状態によって使い分けられます。一方、赤あざ(単純性血管腫・乳児血管腫)に対しては、拡張した血管に反応するパルスダイレーザーが用いられるのが一般的です。血管内のヘモグロビンに反応させることで、異常な血管を選択的に収縮・減少させます。

あざの
種類
あざの特徴 主な治療法
青あざ
(太田母斑・
異所性蒙古斑)
顔や体にできる
青黒いあざ
Qスイッチレーザー /
ピコレーザー
茶あざ
(扁平母斑)
均一な茶色のあざ Qスイッチレーザー /
ピコレーザー
赤あざ
(単純性血管腫・
乳児血管腫)
血管拡張・増殖に
よる赤いあざ
パルスダイレーザー /
内服薬
黒あざ
(色素性母斑)
褐色〜黒色の
あざ(ほくろ)
外科的な手術 /
Qスイッチレーザー

外科的な手術

外科的な手術

外科的な手術

大きめの黒あざ(巨大色素性母斑)や、レーザー治療だけでは十分な改善が得られにくいあざには、外科的な手術が検討されることがあります。代表的な方法としては、病変部の皮膚を切除して周囲の皮膚を縫い寄せる切除縫合や、健康な皮膚を別の部位から採取して移植する皮膚移植が挙げられます。外科治療は病変部を直接取り除ける点が特徴ですが、ダウンタイムが長く、手術跡が残るリスクもあるため、あざの種類・範囲・部位・体質を踏まえて医師と相談しながら慎重に検討することが大切です。

当院で提供している美容施術 Omotesando Medical Clinic Menu

表参道メディカルクリニック(美容皮膚科)では、あざ治療として次のような施術をご案内しています。

  • ピコスポット

    ピコスポット

    ピコスポットは、ピコレーザーを用いた治療で、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い照射時間により、メラニン色素を微細に破壊できるのが特徴です。主に青あざ(太田母斑・異所性蒙古斑)など、皮膚の深い層にメラニンが存在する場合に用いられます。また、症状によっては茶あざ(扁平母斑)や黒あざ(色素性母斑)に対して検討されることもあります。

    こんな方におすすめ

    1. ・治療期間や通院回数をできるだけ短くしたい方
    2. ・保険診療の範囲では十分な改善がみられなかった方
    対応部位
    全身・全顔どこでも可
    料金(1c㎡辺り)
    ¥11,000(税込)
    ダウンタイム
    2週間程度
    副作用
    赤み、ひりつき、熱感、むくみ、
    炎症後色素沈着、肝斑の悪化

あざ治療の進め方 Treatment Procedure

まずは一般皮膚科や形成外科を受診し、あざの種類や原因について正確な診断を受けることが重要です。疾患として治療が必要と判断された場合には、保険診療の範囲でレーザー治療や内服薬の処方などが検討されます。

ただし、保険適用で行われるレーザー治療は、疾患の種類や治療方針によって施術回数が制限される場合があります。例えば、扁平母斑をQスイッチルビーレーザーで治療する場合、保険診療としては生涯2回までとされるケースがあります。

そのため、保険診療で十分な改善が得られない場合や、治療期間の短縮、見た目の改善をより重視したい場合には、美容皮膚科での自由診療が選択肢となることもあります。

あざ治療の
期間について
Treatment Period

あざ治療にかかる期間は、あざの種類や深さ、範囲、選択する治療方法によって大きく異なります。特に保険診療でレーザー治療を行う場合は、皮膚への負担や炎症後の経過を考慮し、照射の間隔を十分に空けながら進めるのが一般的です。一方、自由診療として行われるレーザー治療(ピコスポットなど)では、医師の判断のもと、皮膚の回復状態を確認しながら比較的柔軟に治療間隔が設定されることがあります。ただし治療期間が短縮できるかどうかは、あざの性状や反応によって個人差があります。

治療内容
推奨回数施術間隔
ピコスポット

ピコスポット

1〜3回2~3カ月ごと

※肌質や症状により回数・間隔は異なります。

治療後の維持ケア Care

治療後の維持ケア

あざ治療後のお肌は、レーザー照射などの影響により一時的に刺激を受けやすい状態になっています。

そのため、治療後は季節を問わず日焼け止めや帽子、日傘などを用いた紫外線対策を心がけることが大切です。また、お肌の乾燥はバリア機能の低下につながるため、低刺激性の保湿剤を使用し、うるおいを保つことも重要なポイントです。

あざ治療を受ける際の注意点 Precaution

  • 保険診療のレーザー治療は施術回数・ 間隔に制限が設けられる場合がある

    保険診療で行われるレーザー治療は、安全性と医学的妥当性を重視して進められるため、疾患の種類や治療方針に応じて、施術回数や照射間隔に制限が設けられる場合があります。あざ治療では、同じ部位への照射は数カ月〜半年程度の間隔を空けて行うのが一般的です。また保険診療では一度に集中的な照射を行うのではなく、段階的に治療を重ねていく方針が取られることが多いため、治療完了までに年単位の期間を要するケースもあります。

  • 副作用やダウンタイムがある

    レーザー治療や外科的手術の後は、赤みやひりつきなどの副作用が一時的に現れることがあります。また施術内容によっては、2週間〜数カ月程度のダウンタイムが生じる場合もあります。

  • 治療後に再び色が目立つ可能性がある

    あざの種類や体質、成長、加齢の影響によっては、保険診療・自由診療に関わらず、治療後に色調が再び目立ってくる場合があります。特に扁平母斑は、レーザーでいったん薄くなっても、色が戻ることが多い症状とされています。

あざ治療のまとめ Bruise Treatment Summary

あざ治療のまとめ

あざ治療では保険診療の場合、Qスイッチレーザーやパルスダイレーザーなどを用いた治療が行われます。一方で、治療期間の短縮や見た目の改善をより重視したい場合には、自由診療としてピコレーザーなどが選択されるケースもあります。保険診療でのレーザー治療は照射間隔や施術回数に制限が設けられることもあるため、時間をかけて進める治療である点を理解しておくことが大切です。また、治療後に色が再び目立つ可能性もあるため、紫外線対策や保湿などのセルフケアを継続しながら、定期的に経過を確認していく必要があります。

よくある質問 Q & A

レーザーでのあざ治療は痛いですか?

レーザー治療中は、照射時にゴムで弾かれたような刺激を感じることがありますが、麻酔クリームを使用することで痛みを軽減することが可能です。外科的な手術の場合は、局所麻酔や全身麻酔を行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。ただし術後数日間は痛みや違和感が出ることがあり、必要に応じて痛み止めを使用する場合もあります。

子供でもレーザー治療を受けられますか?

お子さまでもレーザー治療を受けることは可能ですが、皮膚が未発達なため、痛みやお肌への負担を考慮しながら慎重に進めることが重要です。治療の開始時期や方法は、あざの種類や範囲、年齢などを踏まえて医師が総合的に判断します。

レーザー治療を受ける際に避けたほうがよい時期はありますか?

レーザー治療は1年中施術可能ですが、紫外線の影響を受けやすいため、日差しが強い夏場よりも、紫外線量が比較的少ない秋〜冬に受けるのが理想的とされています。また妊娠中や授乳中はホルモンバランスの変化によりお肌が敏感になりやすいため、出産後や授乳が落ち着いてから治療を開始することが推奨されます。

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