MOLE
REMOVAL
ほくろ除去治療
ほくろ除去治療について About Mole Removal Treatment
ほくろとは、メラニン色素をもつ母斑細胞(ぼはんさいぼう)が1カ所に集中してできる良性の皮膚病変のことです。
基本的にはそのままにしていても問題ありませんが、ほくろが大きい・目立つなどでコンプレックスに感じる場合や、ほくろによって生活に支障が出ている場合には治療で除去することが可能です。このページでは、ほくろ除去治療の種類や費用、注意点などについて解説していきます。
ほくろ除去治療とは? What’s Mole Removal Treatment?
ほくろの多くは良性の母斑細胞でできており、医学的な問題がなければ必ずしも治療を行う必要はありません。
ただし見た目の印象を整えたい場合や、日常生活で不便を感じる場合には、除去治療が検討されることもあります。ほくろ除去治療には、レーザーや電気メス、切除術などがあり、ほくろの大きさ・深さ・盛り上がり方によって適した治療法が異なります。
ほくろの種類と原因 Types and Causes
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平らに見えるタイプ
-
盛り上がりを伴う
タイプ -
大きい・小さい
タイプ
ほくろは、母斑細胞(メラノサイト由来の細胞)が集まることで生じる良性の皮膚病変です。皮膚表面が平らに見えるタイプから、盛り上がりを伴うタイプ、面積が大きめ・小さめのタイプまでさまざまな形状があります。原因としては、遺伝的な体質が大きく関与すると考えられていますが、紫外線刺激や摩擦といった外的要因が影響する可能性も指摘されています。
ほくろ除去治療における美容皮膚科と
一般皮膚科の違い
Which Clinical Department Should I Visit?
悪性が疑われる場合や日常生活に支障をきたすほくろがある場合(衣類の着脱時に引っ掛かるなど)は、一般皮膚科や形成外科で保険診療が受けられるケースがあります。一方で、見た目の改善を目的とする美容皮膚科での治療は、基本的に自由診療(保険適用外)となります。
美容皮膚科 |
一般皮膚科 |
|
|---|---|---|
目 的 |
見た目の改善を目的とした ほくろの除去 (平ら〜やや盛り上がりのある小さいほくろ) |
悪性の可能性を含めた診断処置が 必要と判断されるほくろの除去 (高さのある大きめのほくろ) |
主な 治療内容 |
レーザー・電気メス など |
切除術・電気メス など |
保険 適用 |
基本的になし |
一部あり |
悪性が疑われるケース
基底細胞がん
- 表面にツヤがある
- 大きさ・色・形などが変化している
- 中央部分から出血・傷がみられる
悪性黒色腫
- 6mm以上の大きさ
- 表面が盛り上がっている
- 左右非対称な形
- 輪郭がぼんやり・ギザギザしている
- 色ムラがある
ほくろ除去治療の種類 Types of Mole Removal Treatment
平ら〜やや隆起したほくろにはCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)、小さめで浅い層にとどまるほくろにはQ-ALEXレーザー(Qスイッチアレキサンドライトレーザー)が用いられることがあります。一方で、中〜大きめ・やや深い層に及ぶほくろや、明らかな隆起を伴うほくろには、電気メス(焼灼法)による除去が選択されるケースも多いです。さらに大きめで深さのあるほくろには、切除術(メスで切除して縫合する方法)が適応となるケースもあります。
| 治療の 種類 |
CO2 / Q-ALEX |
電気メス | 切除術 |
|---|---|---|---|
| ほくろの 大きさ |
3mm 程度 |
5mm 以下 |
5mm 以下 |
| 形状 (平ら〜) |
やや隆起 / 平ら |
隆起 | 隆起 |
| 特徴 | 傷跡が 目立ちにくい 回復が早い |
短時間で施術可 再発しにくい |
大きい ほくろも◎ 再発しにくい |
| ダウンタイム | 2週間程度 | 2〜3カ月 | 2〜3カ月 |
ほくろ除去治療の
期間について
Treatment Period
CO2レーザーの場合、1回の施術で除去できることが多いとされていますが、ほくろの大きさや深さによっては追加施術が必要になる場合もあります。特に深い層に及ぶほくろは、診察である程度の予測はできても、治療を進めてみないと正確な深さまで判断できない場合があるためです。治療後は、創部を保護するために2週間ほどテープを貼り、乾燥や摩擦を避けながら経過をみていきます。
治療内容 |
推奨回数施術間隔 |
|---|---|
CO2レーザー |
基本1回 |
Q-ALEXレーザー |
2〜5回1~3カ月ごと |
電気メス |
基本1回 |
切除術 |
1回(+抜糸で来院) |
※肌質や症状により回数・間隔は異なります。
治療後の維持ケア Maintenance Care
ほくろ除去後の創部は赤みや色素沈着が生じやすいため、紫外線や摩擦などの刺激を避け、医師の指示に従って適切に保湿することが大切です。かさぶたができた場合も無理にはがさず、自然に取れるまで触らないようにしましょう。
ほくろ除去治療を受ける際の注意点 Precaution
-
受診
ほくろの範囲が広がっている場合や、形がいびつな場合は、まずは医師の診察を受けて、状態を確認することが大切です。診察を通して、医学的観点から治療の必要性を判断します。
-
テープでの保護
ほくろ除去後は、創部を外部刺激から守るために、2週間ほどテープで保護します。具体的な貼付期間や貼り替えの頻度は施術内容や部位によって異なるため、医師の指示に従って適切に管理することが大切です。
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副作用
施術後は赤みや腫れなどの副作用が一時的に現れる場合があります。症状の現れ方や回復までの期間には個人差がありますが、異常を感じた場合は早めに医師へ相談することが大切です。
-
ダウンタイム
治療後は施術によって数週間〜数カ月のダウンタイムが設けられている場合があります。期間中は創部の保護や紫外線対策が必要となり、メイクやスキンケアに一部制限が生じることがあります。
ほくろ除去治療のまとめ Mole Removal Treatment Summary
ほくろ除去治療にはCO2レーザーやQ-ALEXレーザー、電気メス、切除術などの選択肢があり、ほくろの大きさ・深さ・盛り上がり方によって最適な方法が異なります。まずは医師の診察で状態を確認し、適切な治療法を判断してもらうことが大切です。また施術後は、創部を清潔に保ち、紫外線や摩擦などの刺激を避けることが、色素沈着のないきれいな仕上がりにつながります。
よくある質問 Q & A
1回の施術で複数のほくろを除去することはできますか?
小さなほくろであれば、1回の施術(レーザー)で複数箇所に対応できる場合があります。ただし、ほくろの大きさや深さ、位置によっては、創部への負担や施術時間を考慮し、数回に分けて行うほうが望ましいと医師が判断することもあります。安全に治療を進めるためにも、まずは診察で適切な治療計画を立てることが大切です。
ほくろ除去治療は痛いですか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、CO2レーザーや電気メス、切除術といったほくろ除去治療は、局所麻酔を併用して行うため、施術中の痛みは極力抑えられます。一方で、Q-ALEXレーザーによる治療は麻酔を使用しないケースが多く、照射時にゴムで弾かれたような軽い刺激を感じることがあります。不安がある場合は、事前に医師やスタッフへご相談ください。
市販のほくろ除去クリームは効果がありますか?
市販されているほくろ除去クリームやレーザーペンの多くは、日本での安全性や有効性が承認されていない海外製品です。誤った方法で使用すると、強い痛み・変色・瘢痕・炎症などの健康被害につながるおそれがあります。医学的な根拠も乏しいため、基本的には使用を避け、ほくろが気になる場合は医療機関で状態を確認してもらうことをおすすめします。