ACNESCARS ニキビ跡治療
ニキビ跡治療について About Acne Scar Treatment
ニキビ跡とは、ニキビの炎症が落ち着いた後に残る、赤み・色素沈着・クレーター状のへこみなどのことです。
医学的に治療が必要な疾患ではありませんが、見た目の変化により自己肯定感の低下や、人前に出ることへの不安といった心理的な負担につながるケースも少なくありません。そこで、このページではニキビ跡でお悩みの方に向けて、治療の種類や費用、注意点などを詳しく解説していきます。
ニキビ跡治療とは? What’s Acne Scar Treatment?
ニキビ跡治療とは、炎症が落ち着いたあとに残る赤みや色素沈着、凹凸を目立ちにくくするために行う医療的なアプローチのことです。
ニキビ跡の種類に応じて、レーザー治療やIPL治療、ニードル治療、美容注射などが検討されます。
ニキビ跡の種類と原因 Types and Causes
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色素沈着タイプ
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赤みタイプ
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クレータータイプ
ニキビ跡には、赤み、茶色の色素沈着、クレーター状のへこみといった種類があります。
赤みが主体のニキビ跡は毛細血管の拡張が、色素沈着は炎症によるメラニンの過剰生成が関与していると考えられます。またクレーター状のへこみは、炎症により皮膚の深い層(真皮)がダメージを受けることで生じるとされています。
ニキビ跡の原因として
考えられるもの
- ニキビを潰す、触るなどの刺激で炎症が悪化した
- ニキビが長期間続いたことにより、皮膚組織がダメージを受けた
ニキビ跡治療の種類 Types of Acne Scar Treatment
ニキビ跡治療で用いられる処方薬や美容施術の種類をご紹介します。
処方薬
色素沈着による茶色のニキビ跡がみられる場合には、メラニンの排出をサポートする外用薬が検討されることがあります。外用薬は自宅で取り入れやすい治療法ですが、一定期間継続して使用することで徐々に変化を感じられるケースが多いです。そのため自己判断で中断せず、医師の指示に従いながら継続的に使用することが重要です。
- トラネキサム酸配合クリーム
- メラニン生成に関わる物質(プラスミン)の働きを抑制する外用薬です。副作用:刺激感、かゆみ、赤み、乾燥
- ビタミンC誘導体クリーム
- 抗酸化作用により、メラニンの生成抑制をサポートする外用薬です。副作用:ひりつき、赤み、乾燥
- ハイドロキノン
- メラニンの生成に関わる酵素(チロシナーゼ)の働きを抑えることで、色素沈着の改善を目指す外用薬です。副作用:赤み、刺激感、乾燥、まれに白斑様変化
- トレチノイン
- ターンオーバーを促進し、メラニンを含んだ角質の排出をサポートする外用薬です。副作用:赤み、皮むけ、ヒリつき、乾燥
※美容目的で使用する場合はいずれも保険適用外となります
美容施術
外用薬だけでは改善が難しい場合や、より積極的にお肌の質感を整えたい場合は、美容施術による治療が検討されることがあります。
美容施術では、症状に応じてIPL治療やレーザー治療、ニードル治療などが選択されます。
- IPL治療
- M22(フォトフェイシャル)
ルメッカ - レーザー系
- ピコトーニング
- ニードル系
- ポテンツァ
ダーマペン - 注射・点滴系
- リジュランS
当院で取り扱っている外用薬・内服薬 Medicine
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TA(トラネキサム酸)5%クリーム
/ 20g ¥8,800(税込) -
ハイドロキノン 4%クリーム
/ 5g ¥2,200(税込) -
トレチノインオイルジェル 0.05%
/ 5g ¥3,300(税込)
そのほか症状に合わせて適切な薬を処方いたします。
ニキビ跡治療の進め方 Treatment Procedure
ニキビ跡治療は、ニキビの炎症が残っている状態で行うと赤みや色素沈着が悪化する可能性があるため、症状が落ち着いてから進めることが基本となります。治療を始める際は、複数回の施術が必要になる点を考慮して、無理なく続けられる方法を選ぶことが重要です。また治療効果を維持するには、紫外線対策や保湿ケアなど、日常生活でのスキンケアを並行して行うことも大切です。
ニキビ跡治療の期間について Treatment Period
ニキビ跡治療にかかる期間は、ニキビ跡の種類や重症度、選択する治療内容によって異なります。
そのためあくまで目安となりますが、ここでは美容施術の推奨回数をご紹介します。
治療内容 |
推奨回数施術間隔 |
|---|---|
IPL治療 |
5回程度3〜4週間ごと |
IPL治療 |
3〜5回3〜4週間ごと |
ピコトーニング |
5~10回1~2週間ごと |
ポテンツァ |
3~5回1〜2カ月ごと |
ダーマペン |
3~5回1カ月ごと |
リジュランS |
4~5回2~4週間ごと |
※肌質や症状により回数・間隔は異なります
治療後の
維持ケア・メンテナンス
Care & Maintenance
クレーター状のニキビ跡治療後は、必要に応じてメンテナンス施術を取り入れることで、お肌の状態を安定させやすくなります。
メンテナンスの頻度はお肌の状態や治療内容によって異なりますが、一般的には半年程度を目安に検討されることがあります。
ニキビ跡治療の受診に適した診療科 Departments Suitable for Acne Scar Treatment
ニキビ跡治療は、主に自由診療を行う美容皮膚科で受けられます。美容目的の治療となるため原則として保険は適用されませんが、IPL治療やレーザー治療など、複数の選択肢から自分に合った方法を選べます。なお炎症が続いているニキビがある場合は、一般皮膚科で保険診療が受けられるケースもあります。
美容皮膚科 |
一般皮膚科 |
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|---|---|---|
目 的 |
ニキビ跡の治療 |
今できている ニキビの治療 |
主な 治療内容 |
美白外用薬・IPL治療 レーザー治療・ニードル治療など |
外用薬・内服薬 (抗菌薬など) |
保険 適用 |
なし |
あり (ニキビに対して) |
ニキビ跡治療を受ける際の注意点 Precaution
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副作用
ニキビ跡治療のあとは、赤みや腫れといった副作用が一時的に現れる場合があります。通常は数日〜1週間程度で自然に治りますが、症状が強く出た場合や長引く場合は医師に相談することが大切です。
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ダウンタイム
治療後は施術によりダウンタイムが設けられている場合があります。期間中はメイクアップや激しい運動、サウナ、飲酒など、一定の行動が制限される場合もあるため、事前に確認してスケジュールを調整しておくことが大切です。
ニキビ跡治療のまとめ Acne Scar Treatment Summary
ニキビ跡には赤み・茶色い色素沈着・クレーター状の凹凸など、さまざまなタイプがあり、それぞれ適した治療法が異なります。そのためまずは医療機関を受診し、お肌の状態を確認してもらったうえで、ライフスタイルや希望に合わせた治療計画を立てることが大切です。
治療法を選ぶ際は、施術ごとの特徴や推奨回数、費用、ダウンタイムの有無などを総合的に確認し、無理なく続けられるプランを選ぶことがポイントになります。不安や疑問を感じたときは、一人で悩まず、信頼できる医師に相談しながら、自分にとって最適な治療法を探していきましょう。
よくある質問 Q & A
背中のニキビ跡も治せますか?
背中のニキビ跡も、顔と同様に美容皮膚科で治療を行うことが可能です。赤みが主体の場合はIPL治療、色素沈着にはIPL治療やレーザー治療、クレーター状の凹凸にはニードル治療や美容注射などが検討されます。
ニキビ跡はアットノンなどの市販薬だけで治せますか?
軽度の色素沈着であれば、美白効果が期待される成分や保湿成分配合の市販薬だけで目立ちにくくできる可能性があります。ただし赤みやクレーター状のニキビ跡がある場合は、医療機関での専門的な治療が必要となります。
ニキビ跡治療はどこで受けられますか?
ニキビ跡治療を希望する場合は、自由診療を行っている美容皮膚科や美容クリニックを受診するのが一般的です。保険診療を中心に行う一般皮膚科では、今できているニキビに対する治療が中心となるため、ニキビ跡に対しては十分な対応が難しいことがあります。

