【簡単に解説】表皮とは?表皮層の厚さや細胞の構造を紹介!

美容知識・スキンケア

本コラムは「表皮層とは何か」についてお話します。

まずは表皮層とはどこにあるのか、どんな細胞で構成されているのかを紹介。

表皮層の役割、肌に与えている影響も簡単に説明するので、ぜひご参考ください

表皮層とは


表皮層とは皮膚を構成する層の一つです。

人の皮膚は主に「表皮層」「真皮層」「皮下組織」の3つの層が重なってできています。

表皮はその3つの中で一番外側にある層で、厚さは平均してたったの2mm程度です。

毛細血管を通じ真皮から栄養を吸い上げて、細胞分裂を繰り返しながら新しい細胞を形成しています。

表皮の構造

  • 基底層
  • 有棘層
  • 顆粒層
  • 角質層

皮膚層の1つである表皮は、さらに上記の4つの層に分けて考えられています。

基底層

基底層は表皮の中で一番内側にある基底細胞で出来た層です。真皮と接触しており、その接着部分には基底膜があります。基底膜では真皮からの栄養の受け取りや、表皮細胞の機能調整などが行われています。

・ケラチノサイト


ケラチノサイトは簡単に言うと表皮を構成している細胞です。表皮は大部分がケラチノサイトと、それが変化した細胞で占められています。

基底細胞は分裂してケラチノサイトを作り、ケラチノサイトは有棘細胞、顆粒細胞、角質細胞へと形を変えながら徐々に上の層へ。

そして最後は核をなくして垢(細胞の死骸)となり、やがて剥がれ落ちてなくなります。この細胞の生産と排出の流れが「ターンオーバー」というものです。

・メラノサイト


メラノサイトは、基底層の細胞の間に点在している樹状突起を持った細胞です。

紫外線が肌に当たったとき、その刺激を内部に侵入させないため、メラニンを作り出します。

メラニンは黒い色素なので、過剰に生産されて排出が間に合わなければ、肌の黒ずみとして残ります。

有棘層

有棘層は顆粒層のすぐ下にある層。3~8層に重なった有棘細胞で出来ており、表皮の中で最も厚い層です。

有棘層ではランゲルハンス細胞が突起を伸ばしあって網目状のネットワークを形成し、異物の侵入を察知しては取り除いてくれます。(アレルギー反応はこの時に起こるものです)

顆粒層

顆粒層は角質層のすぐ下にある層です。

紫外線の侵入を防ぐケラトラヒアリン顆粒が大量に含まれた顆粒細胞が、2~3層に重なって出来ています。

角質層が正常に機能するため必要なセラミドなどの保湿成分も作っています。

角質層

角質層は表皮層の中でも一番外側にある層。つまり普段、私達の目に見えている肌がこの角質層です。

しかし角質層は0.02mm程度しかなく、食用品のラップくらいの薄さしかありません。

角質層には次の2つの役割があります。

  • 外側からやってくる異物の侵入を防ぐ
  • 内側から蒸散してくる水分を逃がさない

角質層はいくつもの角層細胞が重なって出来ています。角層細胞と角層細胞の重なりの間に挟まっているのは脂質です。

角質層の一番外側は、皮脂と汗が混ざって出来た皮脂膜に覆われています。

皮脂膜、角層細胞、脂質、これらによって肌は外部からの埃や菌をブロックして、内側で起こる水分の蒸散を防いでいるのです。

・角層細胞

角層細胞はケラチノサイトが変化して出来た核のない細胞。つまり垢(細胞の死骸)です。

角層細胞が重なって出来ている角質層は、言い換えれば細胞の死骸が重なってできた層。

しかし角層細胞に核や小器官はありませんが、内部には15~20%の水分、そしてケラチンという繊維状のタンパク質が含まれています。

その他にも、天然保湿因子(NMF)やアミノ酸、乳酸といった成分も。また、化粧水や美容液の成分も吸収しています。

健康な表皮が身体を守る!

表皮層が健康で丈夫な状態であれば、身体に害のある刺激をしっかりと防いでくれます。

皮膚の状態は毎日の食生活や睡眠、ストレスなどの体内環境が大きく関わってきますので、規則正しい生活習慣を心掛けましょう。

表皮がボロボロでは、摩擦や紫外線、乾燥など様々なダメージが身体を脅かします。

美容について、肌の健康についてお悩みがあればぜひ当院へご相談ください。来院のご予約はもちろん、電話やメールでのお問い合わせもお待ちしています。

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