【初心者向け】ピーリングとは何をするケア?その効果や注意点【4つの治療も紹介】

美容知識・スキンケア

本コラムは「ピーリング」とは何かを紹介。ピーリングの効果デメリットを簡単に分かりやすく解説します。

市販のピーリング剤や美容皮膚科で受けられるおすすめのピーリング治療についてもお話するで、ぜひご参考ください。

ピーリングとは


ピーリングとは古い角質を除去するケアです。

ピール(peel)は「皮を剥く」という意味。

皮膚の表面にある角質が溜まった層を剥く、ということ

肌のターンオーバーを促進して、健康な皮膚を作ります。

ピーリングの効果を知る

  1. ターンオーバーとは
  2. ピーリングが行う作用
  3. スクラブケアとの違い

1.ターンオーバーとは


ピーリングの効果を説明するには、まずは肌のターンオーバーの仕組みを理解した方が良いでしょう。ターンオーバーとは肌が生まれ変わるサイクルを示す言葉です。

人の肌は、皮膚の深い層で日々新しい細胞が生成され、細胞は古くなるにつれて肌の表面へと昇っていきます。

最終的に古くなった細胞は”垢”になって、体の外へ排出されていくのが通常の肌の機能「ターンオーバー」です。

2.ピーリングが行う作用とは


肌は加齢や疲労、ストレスなどさまざまな要因によって、このターンオーバーの機能が乱れてしまいます古い角質が排出されなくなり、新しい細胞の生成を邪魔してしまうのです。

健康な細胞が作られなくなると、肌はシミ・シワ・乾燥などのさまざまな不調が起こします。それを防ぐためにピーリングを行い古い角質を人為的に剥がして排出(ターンオーバーを促進)するのです。

3.スクラブケアとの違い


スクラブケアは細かな粒子が入ったクリームなどを塗って擦って、肌の汚れを物理的な摩擦で落とします

粒子の形が荒いほど擦りつける肌への刺激が強くなるので、肌が敏感で傷つきやすい方は注意しましょう。

対してピーリングケアは基本的に薬剤などに含まれる成分を活用して、肌の内側から角質剥離の作用を引き起こします

ピーリングの具体的な美容効果5つ

  • バリア機能の強い健康な肌へ
  • ハリのあるスッキリとした肌へ
  • 凹凸なくきめ細かいツルツル肌へ
  • 水分量の多いプルンと潤う肌へ
  • 黒ずみがなく明るい美白肌へ

ピーリングは肌の悩みをかなり幅広く改善するので、ここではその改善効果を5つに分けて、それぞれ解説します。

どれも基本的にはターンオーバーの整えることによって起こる効果です。

どの項目も「ターンオーバーが乱れた場合」→「ターンオーバーが整った後の変化」といった流れの解説になります。

・バリア機能の強い健康な肌へ


ターンオーバーが乱れていると、健康な肌細胞が充分な数で生まれません。細胞の健康状態にムラがあったり、細胞同士の間に隙間ができたりします。

そんな細胞で出来ている肌のバリア機能は、正常に作用してくれません。紫外線などの体に有害な刺激を簡単に内部へ通してしまいます。

だから、ピーリングで健康な細胞を作れる状態にしてダメージをしっかり防ぐ肌を作るのです。

・ハリのあるスッキリとした肌へ


ターンオーバーが乱れていると、上記の通り健康な肌細胞を均等に生成できなくなります。

弱い細胞で出来た肌はハリがなく、重力に負けてたるみが生じやすいです。

逆にピーリングでしっかりと健康な肌細胞を増やしていればたるまないハリのある肌が生まれます

・凹凸なくきめ細かいツルツル肌へ


ターンオーバーが乱れた肌は細胞の生成量も少なく、それぞれの細胞の大きさも不均一です。

肌の表面は乾燥や凹凸の影によって艶感も減少しますし、ザラザラとした触り心地になります。

ピーリングでターンオーバーを整えておくことで、均一な大きさ・感触の細胞が生まれ、ツルツルで弾力のある、触り心地の良い肌が作られるのです。

・水分量の多いプルンと潤う肌へ


ターンオーバーが乱れていると、肌の保水量は減って、逆に皮脂は増えます。乾燥するのに脂っぽくて不衛生な肌環境になってしまうのです。

ピーリングでターンオーバーを整えていれば、皮脂を適度に排出しながら、水分を逃がさない潤いのある肌になります

毛穴の中に皮脂が溜まりにくくなるのでニキビ予防にも効果的です。

・黒ずみがなく明るい美白肌へ


肌が黒くなるのはメラニン色素が存在しているからです。メラニン色素は通常だとターンオーバーによって角質と一緒に排出されます。

しかしターンオーバーが乱れると、メラニンは排出されずに皮膚内に留まってシミ・くすみとして見えるように。

ピーリングでターンオーバーを促せば、古い角質と一緒にメラニン色素(黒ずみ)も排出されます

ピーリングのデメリット4つ

  • やり過ぎると逆効果
  • 傷や肌荒れ中は刺激が強い
  • 直後は乾燥しやすくなる
  • 直後は紫外線のダメージを受けやすい

・やり過ぎると逆効果

ピーリングは角質が溜まっていない、正常な肌にやるのは注意しましょう。

ピーリングによって、健康な細胞も余計に剥がしてしまう可能性があるからです。

角質が溜まった肌に行う、角質を剥がすケアですので、やり過ぎては逆効果になります。

・傷や肌荒れ中は刺激が強い

ケアする箇所に傷があると薬剤が傷口から深くに浸透する恐れがあります。刺激が強くなって余計な肌トラブルが起きたり、痛みが生じたりするかもしれません。

ピーリング前は顔剃りやスクラブ洗顔など、肌にダメージを与えることはやめておきましょう。

・直後は乾燥しやすくなる

ピーリングをしてすぐの肌は乾燥しやすくなっています。しっかりと保湿をしましょう。

しばらくたってターンオーバーが正常化すれば、ピーリング前よりも水分を保ってくれる潤い肌へ変わります。

・直後は紫外線のダメージを受けやすい

ピーリング直後は、それまであった角質がなくなり、皮膚が薄くなっています。

デリケートな状態になり、紫外線などのダメージを受けやすいです。しっかりUVケアしましょう。

しばらくたってターンオーバーが正常化すれば、ピーリング前よりもバリア機能がしっかりとした肌が作られます。

市販のピーリング剤の効果について


ピーリング剤は市販でもありますが、一般コスメとして売られているものは成分の濃度が薄いです

角質をためにくくするケアには有効ですが、”角質を剥がす”という点ではクリニックで使用できる薬剤の方が濃度・効果が高いです。

ただし濃度が高いピーリング剤は肌への刺激も強いので、素人が使用すると余計な肌トラブルを生む可能性も高まります。だからこそ濃度の濃い薬剤は、肌について勉強した医療従事者のみが患者の肌状態を良く見て、処方することができるのです。

美容クリニックの主なピーリング治療4つ

  • サリチル酸ピーリング
  • マッサージピール
  • ミラノリピール
  • ハイドラフェイシャル

・サリチル酸ピーリング

サリチル酸ピーリングは「サルチル酸(BHA)」という成分を「マクロゴール」という基剤に溶かしたものを塗布する治療です。

マクロゴールによって、サルチル酸が皮膚の深くに浸透しすぎるのを防いで、皮膚の表面の角質層のみに効果を届けることができます。

ピーリング治療は皮が剥けて真っ赤になるイメージを持たれていたのですが、上記の作用を利用したサリチル酸ピーリングによって皮剥けや赤みといった副作用が大幅に抑えられるようになりました

・マッサージピール

マッサージピールはPRXT33という薬剤をマッサージしながら塗布していくピーリング治療。

PRXT33は「トリクロロ酢酸」「過酸化水素」「コウジ酸」などの成分が含まれている薬剤です。

ピーリングだけでなく真皮層でコラーゲンなどの美容成分を増やす効果も期待できます。

・ミラノリピール

ミラノリピールは5種類の酸が配合されたピーリング剤を塗布する治療です。

使用する薬剤にはトリクロロ酢酸が入っており、真皮層で美容成分を増やす働きもあります。

顔用とボディ用があり、今まで治療の選択肢が少なかったボディの黒ずみ改善にも効果的です。

・ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、ピーリング剤を塗布したあと、機械による吸引で毛穴を掃除する治療です。

角質だけでなく、毛穴の中に詰まった皮脂など、さまざまな汚れを取り除きます

また、ハイドラフェイシャルとマッサージピールを組み合わせたケアは「ストロボフェイシャル」と呼ばれています。

ピーリングで肌のターンオーバーを整えよう!

ピーリングは肌の健康状態を守るため、そして美しい姿でいるために重要なケアです。

しかし、ピーリングは角質が溜まっていない健康な肌にやると逆効果になることもあります。

肌の調子が悪いと感じたら、ぜひ一度当院へお気軽にご相談ください。

患者様一人ひとりの肌を見て、美しくするために必要なケアや治療を紹介・処方するのが私達の仕事です。

来院のご予約はもちろん、電話やメールでのお問い合わせもお待ちしております。

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