リベルサスとは何?飲み方や副作用、保険の適用や個人輸入についても紹介
本コラムは「リベルサスとは何か」をお話します。
ダイエット薬として活躍するリベルサスの特徴と効果を3つ紹介。
副作用や飲み方、入手方法なども解説するので、ぜひご参考ください。
- その他のダイエット薬について
◆このコラムで分かること
リベルサスの特徴とは
リベルサスとはGLP-1受容体作動薬の1種です。
GLP-1受容体作動薬は注射で投与するものが多いのですが、リベルサスは経口投与ができます。
注射が苦手な方でも飲むだけで良いので、痛みもなく自宅で簡単に利用しやすいお薬です。
リベルサスのダイエット効果
リベルサスの効果は、痩せやすい身体を作ることです。
ハードも運動をする必要もなく、自然と食欲を抑えられます。
それはリベルサスが下記のような作用を起こすからです。
- 血糖値の上昇を抑える
- 胃腸の働きを調整する
- 基礎代謝を上げる
食欲は血糖値が高いほど高くなり、低いほど低くなります。食べてすぐにまたお腹がすく現象は、この血糖値の動きによるものです。
リベルサスは血糖値の変動を抑えるインスリンの分泌を増やし、食欲を抑制します。
さらに胃腸の動きをコントロールして消化速度を緩やかするので、服用後は満腹感が長持ちしやすいです。
内臓脂肪の燃焼を促して基礎代謝量も増やすので、痩せやすい身体作りが可能です。
リベルサスの効果はいつから表れる?
リベルサスは早くて3か月ほどでダイエット効果が表れると言われています。
半年以上服用を継続して効果がない場合は、医師に相談して次の手を考えましょう。
ただし服用を途中で止めてしまうと、抑えられていた食欲が復活する可能性があるので注意です。
リベルサスは糖尿病治療にも使用される
リベルサスは糖尿病の治療にも活用されています。
「2型糖尿病治療薬」として日本では2020年に承認されて、2021年2月から販売が開始されました。
それくらい効果が信頼され、服用のリスクも少ない薬だということです。
リベルサスの副作用
- 嘔吐
- 吐き気
- 下痢
- 胸やけ
- めまい
- 低血糖
- 味覚異常
- 消化不良
- 糖尿病網膜症
上記はリベルサスを服用して考えられる副作用は上記などがあります。
軽い副作用なら、内服を継続していくうちに軽くなる場合も。
そのためリベルサスは最初、軽い量で試しながら徐々に投与量を増やすのが一般的です。
またリベルサスに限らず、GPL1ダイエットはまれに低血糖を引き起こす可能性があります。
服用中、何か異変が起きたらすぐに医師に相談しましょう。
リベルサスの飲み方、水の量
リベルサスは、空腹時に1錠ずつコップ約半分のお水(約120mL以下)と一緒に服用します。
3mg錠、7mg錠、14mg錠とありますが、服用方法はどれも同じです。
体質によっては副作用が起こる可能性があるので、まずは少ない含有量で試しながら、徐々に投与量を増やしましょう。
リベルサスを飲んだあとは30分以上経過するまで食物や水分の摂取を控え、どうしても水分を補給したい場合は、なるべく最小限に抑えて摂取します。
リベルサスは保険適用される?
リベルサスは治療の目的によって保険に適用されるか変わります。
糖尿病治療では保険の対象になりますが、肥満治療では対象外です。
ダイエット目的でリベルサスを処方してもらう場合は保険が適用されません。
リベルサスは個人輸入で手に入る?
リベルサスは個人輸入で手に入れることができます。
しかし、個人輸入で医薬品を購入すると粗悪品を売りつけられる可能性があります。
また、きちんと医師の説明を聞いて入手しなければ、適切な服用方法が分からず健康被害を起こすかもしれません。
安全で効果的にリベルサスを活用するためには、医療機関で処方してもらうのがおすすめです。
リベルサスはダイエットの効果のある飲み薬
リベルサスは食欲を抑えてダイエット効果を与えてくれる飲み薬です。
当院でも処方しており、ダイエットをしたいと言う患者様におすすめすることがあります。
リベルサスやダイエットに関してお悩みがあれば、ぜひ表参道メディカルクリニックへご相談ください。
来院のご予約はもちろん、電話やメールでのお問い合わせも大歓迎です!