サクセンダで変わる体重管理|最新ダイエット法をわかりやすく解説

サクセンダで変わる体重管理|最新ダイエット法をわかりやすく解説
痩身治療
ダイエット薬

サクセンダは、近年注目を集めている体重管理・維持をサポートする注射薬です。
従来の食事制限や運動だけでなく、食欲そのものにアプローチすることで、摂取カロリーを無理なく抑えます。
このページでは、サクセンダの効果や治療対象者、使用方法、副作用、費用、および注意点などについて解説します。

サクセンダとは

サクセンダは、肥満改善や体重管理・維持を目的に用いられるGLP-1注射です。
消化ホルモンであるGLP-1は「痩せホルモン」とも呼ばれ、このホルモンに97%類似したリラグルチドを体内に補うことで痩せやすい体質へと変化させます。

なお、サクセンダは2014年に肥満症の治療薬としてFDA(アメリカ)に承認され、その後もEMA(ヨーロッパ)、KFDA(韓国)などで承認されています。
日本では未承認薬ではあるものの、体重減少に関する海外データも豊富であることから、初めてGLP-1ダイエットに挑戦する人でも取り入れやすいです。
自由診療のみでの処方となるので、使用にあたっては美容クリニックや専門の医療機関などの自由診療で処方を受ける必要があります。

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サクセンダのダイエット効果について

サクセンダのダイエット効果は、主に3つの作用によって発揮されます。

・食欲抑制
・胃の内容物の排出遅延
・血糖値のコントロール

食欲を抑えて標準的な量の食事で満足できるようになるだけでなく、満腹感を持続させることで次の食事までの間食を防ぎます。
また、食後の血糖値が安定することでインスリンの過剰分泌を抑え、脂肪を溜め込みにくくします。

サクセンダを用いることで食事制限に近い効果が得られ、摂取カロリーが自然と減っていくことで体重減少やウエストのサイズダウンなどの効果につながります。

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サクセンダの使用が向いている人

サクセンダの使用が向いている人は、以下のとおりです。

・肥満度(BMI)が高い人
・食事制限や運動でストレスフル
・ダイエットのための自己管理が長続きしない
・一時的にダイエットできてもリバウンドする

一般的なダイエットには方法がいくつもありますが、自分に身体に合った方法を見つけるのは簡単なことではありません。
我慢に我慢を重ねて減量しても、その反動でリバウンドしてしまっては元も子もありません。
「ストレスなく、リバウンドしにくいダイエットがしたい」という人に、サクセンダを用いたGLP-1ダイエットはおすすめです。

サクセンダの使い方について

サクセンダの使い方
サクセンダの使い方は、以下を参考にしてください。

投与タイミング 1日1回朝または夕に皮下注射
注射部位 太もも・上腕・腹部のいずれか
使用期限 使用開始から30日以内
注意点 毎日注射部位を変える
(筋肉や静脈は避ける)

なお、サクセンダは自己注射による投与となるため、初回は医師による自己注射指導を受ける必要があります。

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治療スケジュール

サクセンダによる治療は体調面を考慮しつつ、0.6mgからスタートして徐々に投与量を増やしていきます。
以下は、サクセンダ使用時の一般的なスケジュールです。

サクセンダの治療スケジュール
治療開始(第1週目):0.6mg

増量期(第2~4週目):1.2mg・1.8mg・2.4mg

治療維持(第5週目~):3.0mg

段階的に投与量を増やす理由は、胃腸の副作用を軽減するためです。
もっとも少ない0.6mgからスタートして投与量を変えることで、身体がサクセンダに適応しやすくなります。

ただし、サクセンダへの反応には個人差があります。
上記のスケジュールが必ずしも当てはまるとは限らないため、医師の指示に従って用量の調整を行うことが大切です。
また、いきなり高用量からスタートし、副作用によりQOL(生活の質)が低下してしまっては、ダイエットに成功しても治療としては適切ではないのでご注意ください。

サクセンダの副作用について

サクセンダの使用中、以下のような副作用を伴うことがあります。

・吐き気
・下痢
・嘔吐
・頭痛
・めまい
・注射部位の反応(腫れや内出血など)
・胃のむかつき
・低血糖
など

吐き気については、初めてサクセンダを使用する際に最もよく見られる副作用ですが、身体が薬に慣れることで次第に軽快していきます。
また副作用が発生した場合でも軽度から中等度ではあるものの、症状が悪化したり、いつもと異なる症状が現れた場合、自己判断せずに医師にご相談ください。

サクセンダと副作用|症状と頻度、対処のポイントを解説

サクセンダの費用について

サクセンダの処方は自由診療となるため健康保険が適用されず、治療にかかる費用はすべて自己負担です。
費用はクリニックごとで異なるため、少なくとも1本あたり2万円前後は見ておきましょう。

またサクセンダは処方にかかる費用だけでなく、クリニックによっては以下のような費用も別途発生します。

・診察料
・検査費用
・針代
など

こうした費用の有無もクリニックによって異なるので、実際の費用についてはクリニックに問い合わせるようにしてください。

サクセンダの注意点

サクセンダの注意点
サクセンダの治療を開始する前に、以下の注意点を守ってください。
治療効果を最大化するだけでなく、副作用のリスクを最小限に抑えることで、健康的なダイエットが可能になります。

定期的に医師の診察を受ける

サクセンダは、元の体格や体重、投与量によって体重減少には個人差が生じます。
少ない投与量で十分な効果が期待できることもあれば、増量しなければ効果を実感しにくいこともあります。
適切な投与量に調整する必要があるため、定期的に医師の診察を受けて、効果についての評価を受けるようにしてください。

食事の見直しや運動も行う

サクセンダは、主に食欲を抑える効果が認められている薬です。
脂肪を減らしたり、胃を小さくするような効果はなく、あくまでも食事の改善や肥満改善のための運動をサポートする薬です。
そのため、治療をやめた後は次第に食欲も戻ってきます。
リバウンドのリスクを減らして体型をキープするためにも、サクセンダの使用と平行して食事の見直しや適度な運動を取り入れてください。

サクセンダを使用できない可能性がある人

・未成年や高齢者
・内分泌系疾患の病歴または家族歴がある
・他のGLP-1受容体作動薬を使用している(飲み薬を含む)
・糖尿病治療薬を使用している(特にインスリン製剤やSU薬)
・処方薬や市販薬、ビタミン剤、ハーブ、サプリなどを服用中
・含有成分にアレルギーがある
・胃不全麻痺や消化の問題など胃に重度の障害がある
・膵臓や腎臓、肝臓に障害がある、または既往歴がある
・妊娠またはその可能性がある女性、授乳婦
・精神的な健康上の問題を抱えていた、あるいは抱えている
など

このほか、処方する医師が安全性とリスクを比較し、サクセンダを使用した際のリスクが高いと判断した場合には処方できないケースもあります。
診察時に健康状態の不安や服用中の薬があれば、医師に申し出るようにしてください。

個人輸入(海外通販)は利用しない

サクセンダは海外製品になるため、個人輸入(海外通販)を利用すれば、医師を介さずに個人でも入手できてしまいます。
ただ、世界的にもサクセンダの需要は高まっており、それに伴って偽物や粗悪品が流通するリスクも上がっています。
偽物や粗悪品は効果がないばかりか、まったく関係のない成分が含まれていることで健康被害にあってしまうおそれも。

サクセンダを安全に使用するためには、健康状態や特定の薬との飲み合わせなども考慮しなければなりません。
医薬品には副作用などのリスクがある以上、個人輸入の利用は控え、必ず医師のいるクリニックにご相談ください。

サクセンダのまとめ

サクセンダは、食欲を抑えたり、満腹感を持続させることで、自然と食事の量や回数をコントロールできる注射薬です。
この効果によりストレスなくダイエットを継続できるサポートになり、健康的な体重管理を可能にします。

体型や体重管理の悩みがある人は、ぜひ表参道メディカルクリニックまでご相談ください。
1人ひとりの健康状態や目標体重に合わせた、パーソナライズされた治療を提供させていただきます。

よくある質問

Q,サクセンダの効果は何ですか?

サクセンダには、食欲を抑え、満腹感を持続させる効果があります。
食べ過ぎや間食を防ぎ、自然と摂取カロリーを抑えることで体重減少が期待できます。

Q,サクセンダの注射は痛いですか?

サクセンダの注射針は34G(外径0.18mm)と細いため、ほとんど痛みを感じません。
点滴などに用いる一般的な注射針が16G(外径1.6mm)〜27G(外径0.4mm)になるので、サクセンダの注射針がいかに極細かがわかるはずです。

Q,サクセンダには副作用がありますか?

サクセンダの一般的な副作用として、吐き気や下痢、頭痛、めまいなどがあげられます。
特に吐き気は治療開始時に起こりやすいですが、身体が薬に慣れてくることで次第に軽快していくので大きな心配はありせん。
ただし、症状が悪化したり、長引くようであれば、医師に相談することをおすすめします。

Q,サクセンダを使った治療は保険適用になりますか?

サクセンダは未承認薬として取り扱われるので保険適用外です。
そのため、処方費用や診察料、検査費といった費用もすべて自己負担になります。

記事の作成者表参道メディカルクリニック編集部
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