ポテンツァのダウンタイム|肌の回復期に見られる症状やケア方法、注意点を解説

ポテンツァのダウンタイム|肌の回復期に見られる症状やケア方法、注意点を解説
美容施術
ポテンツァ

ポテンツァのデメリットとして知られるダウンタイム。
マイクロニードルを使用するこの治療は、施術直後から特定の皮膚反応を引き起こします。施術を受けた人のほとんどに見られる反応になるので、日常生活への影響などを考慮する上で重要なポイントになってきます。
このページでは、ポテンツァのダウンタイム中の症状や適切なケア方法、そして注意すべき点についても詳しく解説していきます。

ポテンツァによる美肌治療|あらゆる肌悩みにアプローチできる美容施術を解説

ポテンツァのダウンタイムとは

ポテンツァのダウンタイムとは、施術によって傷ついた肌の一時的な回復期間を指します。
この期間は施術のデメリットと思われがちですが、セルフケアでは難しい肌悩みを改善するためには不可欠な時間です。
またポテンツァは、ダーマペンなど他のマイクロニードル治療と比べてダウンタイムが短いです。 
そのため施術したことを周囲に気づかれにくく、施術翌日からはメイクでぼかすことも可能となっています。

ダウンタイムの回復過程

①マイクロニードルと熱エネルギーによって肌の奥を刺激

②肌が自己修復をはじめる

③ニキビや肝斑、シワなどの肌悩みが改善されていく

ダウンタイムは数日から1週間ほど続くのが一般的で、そのほとんどは日常生活に影響が及ぶ心配はありません。

ただし、施術を受ける部位や面積、ニードルの深さ、肌の回復スピードによって、ダウンタイムには個人差があります。
この期間中の過ごし方が、最終的な治療結果に影響する可能性もあるため、できるだけ肌を安静かつ清潔に保ち、適切なアフターケアを続けることが大切です。

ポテンツァのダウンタイム中の症状

ポテンツァはマイクロニードル(針)を使って肌に小さな穴をあけるため、それに伴ってダウンタイムが発生します。
ダウンタイム中に見られやすい一般的な症状として、施術部位の反応があげられます。

ダウンタイム中の一般的な症状

・赤み
・熱感
・腫れ
・軽い出血
など

これらの症状の中には施術直後から現れるものもありますが、軽い症状であれば数日で自然に治まります
またポテンツァはダウンタイムが短いため、顔に目立つ症状が長く残ることは稀なケースです。

ただ、そうはいっても一部の人は日常生活への影響を懸念するかもしれません。
そこでここからは、施術直後から時間が経つにつれてどんな症状がみられるか解説していきます。
ダウンタイム中の症状が日常生活で許容できるレベルかチェックしてみてください。
なお、記載されている期間はあくまでも目安となり、症状の現れ方には個人差が生じることもあるので参考としてお考えください。

施術直後(0~数時間経過)

施術直後から数時間は、施術部位に以下のような症状がみられます。

痛みや赤み
ポテンツァの刺激によって炎症が起こり、肌に痛みや赤みが出ます。

熱感
RF(ラジオ波)の照射により、肌に熱感や日焼け後に似たヒリヒリ、ほてりなどを感じることがあります。

軽度の出血
マイクロニードルによる微細な針穴から軽度の出血がみられることがあります。

痛みや熱感については、当日中に治まることがほどんです。
ただ、赤みなどが気になるかもしれないので、当日はマスクを持参しておくと帰宅時の心配がありません。

数時間後から1日経過

施術後数時間から1日が経過すると、肌の症状は少しずつ変化してきます。

腫れ
軽度から中等度の腫れがみられることがあり、施術部位やマイクロニードルの深さによって張れる程度は異なります。

乾燥によるかゆみ
マイクロニードルによる微細な傷が肌の水分保持機能を一時的に低下させ、かゆみが生じることがあります。

マイクロクラスト
出血した部分の傷の表面が固まって小さなかさぶたが作られはじめるので、肌にざらつきを感じることがあります。

内出血
マイクロニードルによって細い血管が損傷を受けることで、施術部位に青紫色の内出血を起こすことがあります。

小さなかさぶたにより肌表面のざらざらが気になるかもしれませんが、無理に剥がしてしまうと再び出血したり、跡になるリスクもあります。
自然と剥がれ落ちていくので、できる限り触らないようにしましょう。

1~3日経過

1〜3日が経過すると、次第に肌の状態も落ち着きはじめます。
腫れが引き、かざぶたも自然に剥がれてきますが、以下の症状がみられることがあります。

乾燥による皮むけ
肌の表面が乾燥して、皮がむけてくることがあります。十分に保湿を行うことで気にならないレベルに抑えることができます。肌のターンオーバーが進んでいる証拠でもあります。

この時期は、ダウンタイムもピークに近づき、新しい肌に生まれ変わる大切な時です。
保湿を中心としたスキンケアをしっかり続け、ダウンタイムからの回復をサポートしましょう。

3~7日経過

ポテンツァによる施術から3〜7日が経過すると、ほとんどの人がダウンタイムに伴う症状が気にならなくなります。
ただし、以下のような症状の変化や持続することもあります。

かゆみの持続
症状が消えても肌の奥では修復が続いているので、それに伴って施術部位でかゆみを感じることがあります。

内出血の色の変化
青紫色だった内出血は、次第に黄色く変化していきます。長くとも2週間ほどで自然に消失していきます。

ポテンツァのダウンタイムは短いとされていますが、肌が敏感な状態が一定期間続きます。
スキンケアを欠かさないためにも、1週間ほどは様子を見ておくと安心です。

7日目以降

施術7日目以降は、症状が治まっていればダウンタイム終了とするのが一般的です。
ただし、7日目以降に稀に以下のような症状が現れることがあります。

炎症後色素沈着
稀に、施術による炎症の影響で施術部位の一部に色素が沈着し、肌の色が不均一になることがあります。通常は6ヵ月ほどで自然消失しますが、肌へのダメージやアフターケアの方法によっては長く残ってしまうこともあります。

なお、肌質や肌悩みの改善がみられはじめる時期ですが、1回の施術だけで大きな肌変化の実感は難しいです。
そのため肌の状態と見つつ、1ヵ月以上の間隔を目安に何度かポテンツァによる施術を継続することが推奨されます。

ニキビ治療の好転反応について

ポテンツァをニキビ治療に用いた場合、治療によって肌の奥にある問題が表面に現れ、施術後1~2週間で一時的にニキビが悪化することがあります。
これを好転反応といい、ニキビの数が増えたり、赤みが強くなるかもしれませんが、治療が効いているサインです。
肌の生まれ変わりとともに、約4〜6週間かけて徐々にニキビは落ち着いてきます。

ダウンタイム中に症状が悪化すると焦るかもしれませんが、ニキビ治療においては正常な反応なので安心してください。
もし症状が長く続いたり、気になる肌変化があれば、担当医師にご相談ください。

ポテンツァでダウンタイムが生じる理由

ポテンツァのダウンタイムは、肌の奥にある真皮層に対して2つの方法でアプローチを加えることで生じます。

・マイクロニードル(針)による物理的な刺激
・RF(ラジオ波)による熱エネルギーの刺激

これらの刺激が一時的に炎症や微細な組織損傷を起こし、これを回復させるためにコラーゲンの生成を促されて肌悩みが改善されていきます。
したがって、ダウンタイムはどうしても避けられないものになるので、施術後のアフターケアによる肌管理もセットで治療を考えるようにしてください。

ポテンツァのダウンタイムは比較的短い

ポテンツァは他のマイクロニードル治療に比べ、ダウンタイムが短いとされるのが一般的です。
この理由は、ポテンツァにはさまざまな機能が付いており、肌悩みや肌質に合わせて細かに施術内容をコントロールできるためです。

・ニードルの長さと挿入の深さ
・刺すスピード
・ラジオ波の周波数の調整

このような施術のカスタマイズが、1人ひとりのニーズに応じた肌に最適な条件での施術を可能とします。

さらにラジオ波には止血作用があり、施術による出血を最小限に抑え、赤みや腫れといった一般的な症状の発生を軽減します。
結果としてダウンタイムも短くすることにもつながり、施術後すぐに日常生活への復帰が可能です。

ダウンタイムを長引かせないための過ごし方

ポテンツァのダウンタイム中の過ごし方
ポテンツァの施術後、ダウンタイム中のアフターケアも治療の一環です。
誤ったケアを行ってしまうと症状の治りが悪くなることや、満足のいく結果を得にくくなってしまうリスクもあります。
少しでも不快に感じる症状を短く軽くするためにも、以下のケア方法を参考にダウンタイムを乗り越えていきましょう。

スキンケアの方法

ポテンツァの施術後は一時的に微細な針穴が空いているため、肌のバリア機能が低下しています。
なので乾燥や雑菌から肌を守っていくためにも、適切なスキンケアが不可欠です。
回復を促すことにもつながるので、以下のスキンケアが推奨されます。

保湿

ラジオ波によって肌内部に熱エネルギーを照射するため、肌は乾燥が進みやすい状態です。
乾燥を放置してしまうとダウンタイムが長引くこともあるので、ダメージを負った肌には保湿によって十分な潤いを与えてください。

保湿におすすめな製品

・ワセリン
・セラミドクリーム
・化粧水
・メディカルコスメ(クリニック専売化粧品)
など

アルコールやレチノール、高濃度ビタミンCなどを含んだ製品は、肌にひりつきを感じる可能性があるのでダウンタイム中の使用は控えましょう。

なお、施術当日の保湿剤の使用を制限しているクリニックもあります。
必ず施術を受けたクリニックの医師の指示に従うようにしてください。

洗顔

デリケートな状態の肌は清潔に保たなければなりませんが、施術後は特にやさしいケアが求められます。
洗顔料や洗い方のポイントは、以下を参考にしてみてください。

洗顔のタイミング
肌への刺激を考慮して、施術当時の洗顔は控え、翌日から行うようにしてください。

洗顔料選び
アルコールなど刺激成分を含まない、アルコールフリーの製品を選びましょう。またダウンタイム中は、ピーリング剤やスクラブ入りの製品の使用は控えてください。

洗い方
ぬるま湯を使って、指の腹でやさしくマッサージするように洗います。その後は十分にすすぎ、洗い残しがないようにしてください。

過度な摩擦や刺激は、肌の回復に悪影響を及ぼす可能性があります。
ダウンタイム中の洗顔は、肌へのやさしさを心がけることが大切です。

紫外線対策

ダウンタイム中の紫外線は、肌にさまざまな影響を及ぼしかねません。
赤みや痛みが増すことや色素沈着のリスクがあるだけでなく、紫外線の影響でコラーゲンが変性し施術の効果を損ねる可能性もあります。
紫外線によるダメージを軽減するためにも、帽子や日傘、マスク、日焼け止めの使用によって十分な対策を行うようにしてください。

ただし、日焼け止めに関しては施術当日の使用ができません。(飲む日焼け止めは可)
このことからポテンツァの施術を受けるタイミングは、日差しの強い時間帯を避け、夕方くらいを目安に受けるのがおすすめです。

日常生活でのケア方法

ダウンタイム中は肌への直接的なケアだけでなく、行動にも若干の制限が伴います。
施術部位の適切なケア・管理のためにも、以下を参考にしてダウンタイム中は過ごしてみてください。

メイク

施術当日のメイクは避ける必要がありますが、リップやまぶた、眉毛に関しては施術を行わない部位になります。
そのため、ポイントメイクであれば施術当日でも可能です。
できる限り施術を受けた部位は安静にし、肌への刺激を最小限にとどめるために、翌日以降のメイクもやさしく行うようにしてください。

不用意に施術部位に触れない

施術した部位が気になるからといって、むやみに触れるのは控えましょう。
特に施術直後は肌に微細な穴が空いており、雑菌なども侵入しやすいデリケートな状態となっています。
繰り返しの刺激がダウンタイム中の症状を悪化させたり、雑菌が繁殖する原因にもなるので、必要以上に触れないようにしてください。

血行を促す行為は控える

ダウンタイム中の肌の赤みや腫れが気になっている間は、以下のような行動は制限することが推奨されます。

・激しい運動
・長風呂
・サウナや岩盤浴
など

血行を促進してしまうと、施術による症状が強くなる可能性があります。
ライフスタイルの一環として取り入れている人も少なくないはずなので、ダウンタイム中だけは安静に過ごすようにしてください。

飲酒・喫煙

喫煙や飲酒については、以下の理由から可能な限り控えるのが無難です。

喫煙
コラーゲン生成に影響し、血管収縮が肌細胞に必要な栄養や酸素の補給を妨げる可能性があります。

飲酒
飲みすぎは、血行を急激に促進させてしまい症状を悪化させるリスクを伴います。

いずれもダウンタイム中には悪影響となり、治療効果を不安定にするおそれがあるので注意してください。

生活習慣

生活習慣は人によってさまざまですが、バランスの整った食事と十分な睡眠は肌回復をサポートします。

食事
甘いものや脂っこいもの、間食はできるだけ控え、肌荒れを起こさないためにバランス良く栄養を摂るようにしてください。

睡眠
寝ている時に肌修復が行われるので、少なくとも6〜7時間のまとまった十分な睡眠をとるようにしてください。

これらが不規則になっていると、場合によっては肌のコンディションを悪くしてしまうおそれもあります。
美しい肌づくりにはインナーケアも大切なので、施術だけに頼るのではなく、毎日の過ごし方も積極的に見直してみてください。

ポテンツァのダウンタイム中の注意点

ポテンツァのダウンタイムの注意点
ポテンツァのダウンタイム中に現れている症状には個人差があり、施術後の過ごし方や誤ったケアを行ってしまうと悪化のリスクを伴います。

症状が悪化しているサインの一例

・痛みの増加
・化膿している
・赤みが広がる

過度な炎症や熱による火傷、雑菌の侵入による感染症、またはアレルギー反応を起こしている可能性も考えられます。
症状が一向に治まらない、あるいは日ごとに悪化していると感じる場合、自己判断はせずに施術を担当した医師に速やかにご相談ください。

ポテンツァのダウンタイムについてのまとめ

ポテンツァのダウンタイムは、適切なケアによって施術効果を最大限に引き出し、リスクを最小限に抑える大切な期間です。
施術直後から2〜3日は肌が特にデリケートになっているため、スキンケアはもちろん、日常生活の行動にも注意するようにしましょう。

表参道メディカルクリニックでは、ポテンツァによる肌悩みの改善をサポートしています。
治りが悪いニキビや、目立つニキビ跡、さらにシワや肝斑などの症状も改善できるので、気になる肌の悩みがあれば、ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

よくある質問

ポテンツァのダウンタイムの期間はどのくらいですか?

ポテンツァのダウンタイムは、数日から1週間ほどが目安です。
赤みなどの目立つ症状は施術後2〜3日がピークとなり、その後は症状が落ち着いてきます。
しかし、ダウンタイムには個人差があります。
肌の回復速度によって期間が多少前後することもあるので、必ずしも期間どおりにいかないこともあることは覚えておきましょう。

ダウンタイム中に現れる皮膚反応はどのようなものですか?

ダウンタイム中に現れる皮膚反応として一般的なのが、以下のような症状です。

・赤み
・腫れ
・熱感
・軽い出血
など

これらの反応は一時的なもので、肌にニードルを挿入するために起こります。
ほとんどの人に見受けられる症状であり、肌が回復していく過程でもあるので大きな心配はありません。

ダウンタイム中に特に注意すべきことはありますか?

ダウンタイム中は肌がデリケートになっているので、刺激を抑えるためにも保湿と紫外線対策は十分に行う必要があります。
また、施術当日はメイクや長時間の入浴、日焼け止めのクリームなどの使用に制限があるので、担当した医師の指示に従うようにしてください。

ダウンタイム中のスキンケアでおすすめの方法はありますか?

ダウンタイム中のスキンケアは特別な方法はなく、普段行っている保湿クリームや化粧水を使用するようにしてください。
肌の乾燥が進みやすいため、特に保湿力の高い製品をおすすめします。
ただし、肌に刺激となる成分(アルコールやレチノール、高濃度ビタミンCなど)は避けてください。
特に敏感肌やケアに不安がある人は、メディカルコスメ(クリニック専売化粧品)の使用も検討してみてください。

ダウンタイムが長引いている場合の対処法は?

ダウンタイムが予想よりも長引いている場合、自己判断せずに、施術を受けたクリニックに相談が必要です。
肌の回復が遅れているだけの可能性も考えられますが、症状が悪化している場合には感染症のリスクなども考えられます。
医師に肌の状態をチェックしてもらい、その後の対処について相談するようにしてください。

記事の作成者表参道メディカルクリニック編集部
表参道メディカルクリニックの美容情報をお知らせ!メニューやお肌の知識のご参考にお読み下さい。まだ敷居が高いイメージのある美容クリニックをもっと身近に感じて貰うため、美容に馴染みのない方にも分かりやすく発信します。

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